全国の各大学で選出されたミスキャンパスの日本一を決める大会『MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2025』が、3月24日に東京・Zepp Shinjuku（TOKYO）で開催される。今回で22回目を迎え、過去には多くのタレント、モデル、アナウンサーが受賞している同大会。今年は2024年度の全国のミスキャンパス（グランプリ・準グランプリ）49人が日本一を目指す。すでに予選は1月から始まっているが、ENCOUNTでは出場者全員をインタビューで紹介する。今回はエントリーナンバー41番、「ミスキャンパス関西学院2024」準グランプリの関西学院大総合政策学部2年生・和根﨑颯美（わねざき・はやみ）さんをピックアップ。

――大学で学んでいることを教えてください。

「私は総合政策学部に所属しています。この学部は関西学院大学の中でも、理系と文系の学生が混在している唯一の学部です。『総合』という名前の通り、都市政策や環境政策をテーマに、法学、政治学、経済学、経営学、社会福祉学など、非常に幅広い分野を学んでいます。また、海外インターンシップやフィールドワークの機会が豊富にあり、英語教育にも力を入れています。1、2年生のうちは、毎週4回の必修英語授業があります」

――所属しているサークルについて教えてください。

「関西学院大学の唯一の放送機関である総部放送局（KGB）という部活に所属しています。部活内では、アナウンス、ドラマ、報道、制作、技術の5つのパートに分かれて活動しており、私は演技が好きなのでドラマパートに所属しています。学外からのイベントや依頼も受け、部内では番組やCM、ラジオの制作にも携わっています。放送や映像制作に興味を持つ多くの仲間と一緒に活動しており、斬新なアイデアや素晴らしい考えから刺激を受けることが多いです」

――「大学自慢」をお願いします。

「ズバリ、2つあります！　1つ目は景観で関西学院大学といえば、上ヶ原キャンパスにある赤レンガの建物と白い時計台が特徴的で、志望校を決める際に景観の美しさは非常に重視しました。2つ目はスポーツが強いところです。特にアメリカンフットボール部が強くて毎年、阪神甲子園球場で『甲子園ボウル』という関西アメフト部の大学代表決定戦を決める大会があり、ほぼ毎年出場しています。在学中に一度は試合をじっくり観戦したいと思っています」

――学生生活で一番頑張っていることとは。

「大学生活はあっという間だと思うので、常に幅広く興味を持つようにしています。部活動では、100人近い部員がいるので、先輩や後輩との交流が豊富です。そこで得たイベント情報や新しいことに興味を持ったら、すぐに自分で調べて実行に移すことを大切にしています。実際に行動に移すことで、学びの幅が広がると感じています」

――ミスキャンパスに応募したきっかけは。

「正直、将来の道に悩んでいました。芸能活動を目指しているものの、どの分野に挑戦すべきかが全然決まらず、ずっと迷っていたんです。そんな時、友達が『関学にミスコンあるよ！　やってみなよ』って、軽い感じで背中を押してくれました。その言葉に、何かしら運命的なものを感じて、思い切って応募することに決めました」

――大会期間中楽しかったことを教えてください。

「一番楽しかったのは、何と言っても応援してくださるファンの方々とのつながりです。イベントや配信を見に来てくださる方々が、忙しい中でも私を応援してくれることに、本当に感動しました。ファイナルイベントが終わった後に『はやみちゃんを応援して良かった』というお言葉をいただけた時、心の底からうれしくて、これまでの努力が報われた気がしました。最初は『応援してくれる人がいるのか』と不安でしたが、ファンの方々と交流する中で、その不安が楽しさに変わり、どんどん自信が湧いてきました。偶然出会った方々との絆を、これからも大切にしていきたいと思っています」

――ミスキャンパスで学んだことを教えてください。

「一番の大きな学びは、『絶対に自分1人では成し遂げられない』ということです。家族や友人、部活の仲間、そしてファンの方々の支えが、私をここまで導いてくれました。実は、メンタルが不安定になってしまい、何を目指しているのか分からなくなることが何度もあって、辛い時期がありました。気持ちを整理しようとしても簡単には晴れず、モヤモヤが続くこともありましたが、支えてくれる人たちからの温かいメッセージが、私の頑張る力となり、少しずつ前向きな気持ちを取り戻すことができました。『応援してくださる方がいることは、当たり前のことではなく、とてもありがたいこと』だと改めて実感しました」

――ミスキャンパスに選ばれて変わったことは。

「選んでいただき、約半年間の活動を通して、芸能界で生きていきたいという気持ちが一層強くなりました。ファイナリストとして活動する前は、正直、私が芸能界で生き残っていけるのか不安で迷っていました。でも今は、その迷いが完全に消えました。自分の強みをまだ見つけられていないけれど、それを見つけて、私だけの魅力として磨いていく覚悟が決まりました。応援してくれる方々に恩返しをし、これからもずっと応援し続けてもらえるような、魅力溢れる存在になりたいと強く思っています」

――アピールポイントを教えてください。

「自分で言うのは少しお恥ずかしいですが……笑顔と明るさが一番かなと思います！　よく『話しやすいね』と言ってもらえることが多くて、それがとてもうれしいです。あと、冒険心が強いところも自分の大きな特徴です。まだ経験したことがない世界や、詳しく知らないことに強い興味を持っていて、常に新しい景色や情報、考えを自分の中に吸収していきたいと思っています。友達から『度胸あるね～』って言われることが多いので、ちょっと自信を持ってアピールしています（笑）」

――趣味、特技を教えてください。

「趣味は散歩やタップダンス、フラダンス、そして歌を歌うことです。体を動かしながら心としっかり向き合い、感情を表現するのが大好きなんです。特技は、早寝と外郎売の暗唱！　実は、早寝が得意で、ぐっすり眠って翌日には元気いっぱいです（笑）」

――あなたのコンプレックスとどのように向き合っていますか。

「私のコンプレックスは、言葉不足からくる誤解です。相手に伝える時、意味が歪曲しないように、慎重に言葉を選ばないといけないと強く感じています。コンプレックスを克服するために、新聞や本をたくさん読んだり、素敵な言葉をノートに書き留めて忍耐強く向き合っています。でもコンプレックスと一生懸命向き合ってみて、むしろそれはポジティブなことだったと最近思えるようになりました」

――「今までで一番○○したこと」を教えてください。

「今までで一番後悔していることは、大のお気に入りだったスープジャーを電車か駅のホームに置き去りにしてしまったことです…。気づいた瞬間、血の気が引いて、すぐに駅員さんに探してもらったのですが、監視カメラにも映っていなくて、後日、忘れ物センターに問い合わても結局見つからず。新しいスープジャーを買ったのですが、本当にお気に入りだったのですごく悔しいです。今でもふとした時に『私のスープジャー、今どこにいるの……？』って心の中で問いかけています」

――「私の最大のギャップ」を教えてください。

「しっかり者に見られがちですが、実はかなりのうっかり者です。思い出すだけで心が痛むのですが……無線イヤホンを片方だけなくしたことが2回もあります。有線イヤホンは、気づいたら丸いヘッドが片方だけ消えていることもしばしばで。『なぜいつも片方だけなんだー！』と叫びたくなります（笑）。毎回『今度こそ大切にしよう』と心に誓うのですが、どうやら私のイヤホンだけ、片方が脱走するみたいです」

――将来の夢は。

「人の痛みに寄り添い、心を動かし、感動を届けられる俳優になりたいです。実は私は、自分の気持ちを友達や家族にあまり話せない性格なんです。でも、演技をしていると、役の感情と自分の心がふと重なる瞬間があって、閉じ込めていた想いが解放されるような感覚になるんです。演技を通して、言葉では伝えきれない想いを届けられる俳優になりたい。そして、その演技が誰かの心の支えになれるよう、表現力も人間力も、もっともっと磨いていきたいと思っています」

――座右の銘を教えてください。

「『人生、楽しんだもん勝ち』です。時間は容赦なく進んでいくし、『ちょっと待って！』と叫んでも止まってくれません。落ち込んで立ち止まることもあるけれど、結局、自分の人生をどう彩るかは自分次第。だったら、思いきり楽しんだ方が笑顔も増えるし、ワクワクする瞬間も多くなる。どんな時でも前を向いて、楽しむことを忘れずに生きていきたいです」

『MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2025』は、全国予選審査は1月6日から始まっており、決勝へ進んだ出場者の中から今年のグランプリが決定する。優勝賞金は100万円。ほかにメディア出演など豪華副賞も贈呈される予定だ。決勝大会と表彰式は、3月24日、東京・Zepp Shinjuku（TOKYO）で開催される。井上裕介（NON STYLE）がMCを務め、ゲストは2016年のグランプリでモデルの山賀琴子の出演が決定している。また同時に全国のミスターキャンパスの中から日本一のミスターキャンパスを決める『MR OF MR CAMPUS CONTEST 2025』も開催される。

MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST公式HP：https://missofmiss.jp/