浅野忠信のまさかの行動を“ゴリ”照屋監督が暴露「本当に子どもみたいな方」 入院服でスーパーに
俳優の浅野忠信が22日、都内で行われた映画『かなさんどー』公開記念舞台あいさつに松田るか、堀内敬子、監督をつとめるお笑いコンビ・ガレッジセールのゴリこと照屋年之と共に登壇。照屋監督から沖縄での自由ぶりを暴露された。
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映画『かなさんどー』公開記念舞台あいさつ
俳優の浅野忠信が22日、都内で行われた映画『かなさんどー』公開記念舞台あいさつに松田るか、堀内敬子、監督をつとめるお笑いコンビ・ガレッジセールのゴリこと照屋年之と共に登壇。照屋監督から沖縄での自由ぶりを暴露された。
舞台は沖縄・伊江島。主人公の美花(松田)は、亡くなった母親(堀内)が助けを求めてかけた電話を取らなかった父親(浅野)を許せずにいたが、母の死後、故郷の沖縄県伊江島に戻り、母の日記を見つけて、家族の愛と許しについて考えていく……というストーリー。題名は沖縄方言で「愛しているよ」といった意味。「げんちゃん」の愛称でも知られる沖縄民謡歌手、前川守賢の大ヒット曲(1983年)として親しまれている。
この日はメインキャストと監督が沖縄以外の場所で終結する初めての日。今回長編3作目となる照屋監督は「やっとです。映画は2年前に出来上がってたんですが、もう見て欲しくて。やっぱり作品は我が子のようにかわいいので、出産という苦しいのを経ての我が子、今もう2歳になりました。その2歳の我が子をやっと観てもらえるので嬉しいです。いろいろなスタッフの血と汗と努力が混ざった作品っていうものをようやく見てもらえる」と喜びをにじませた。
また浅野が沖縄での撮影を振り返り「撮影だったんですけど、沖縄に入れるということで癒された。海も綺麗で、つい泳いでしまったりして」と明かすと、照屋監督は「本当に迷惑でしたから!(笑)」とすかさずツッコミ。「この人は病人なんです。余命出てるんです。なのに『監督、ホテルの前が海だから泳いじゃいました』って……。日焼けしてもらったら困るんです! 健康的な病人すぎて」と海で泳ぐ浅野に困らされた理由を説明する。
さらに照屋監督は浅野について「本当に子どもみたいな方」と表現し、「海で泳ぐとか、入院服でそのままスーパー行くとか。スタッフが慌てて『浅野さん、1人入院服でスーパー行きました』って言ってくるんです。スーパーの客からしたら、映画の撮影中ってわかってないから、普通に“浅野忠信が沖縄で入院してるんだ”ってなるんですよ。マネジャーもついてないから。自由人なんですこの人は」と沖縄での行動を暴露。そんな様子に沖縄出身の松田は「途中から好きにしたらいいさ~と思って。楽しんで帰ってもらえたら嬉しいなと思っていました」と当時の心境を明かし、それを聞いた浅野は「楽しかったですね。もう本当に皆さん優しいですし、楽しい方たちなんで、(劇中の)駄目なお父さんのままいられました」と満足げに笑った。
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