生島ヒロシはひたすら反省の日々 設立事務所は社名変更、LINEグループ解消「先のことは考えられない」
フリーアナウンサーの生島ヒロシが設立した芸能事務所・生島企画室が21日、公式サイトを更新し、FIRST AGENTへの社名変更を発表した。1月27日にTBSラジオの調査によって、生島による「TBSグループ人権方針に背く重大なコンプライアンス違反」が判明。27年間続けてきた同局のレギュラー番組『生島ヒロシのおはよう定食/一直線』を降板し、活動自粛に入ったことに伴う対応となった。問題発覚から約1か月、74歳の生島はどうしているのか。ENCOUNTは関係者にその近況を聞いた。
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問題発覚から1か月…早起きは変わらず
フリーアナウンサーの生島ヒロシが設立した芸能事務所・生島企画室が21日、公式サイトを更新し、FIRST AGENTへの社名変更を発表した。1月27日にTBSラジオの調査によって、生島による「TBSグループ人権方針に背く重大なコンプライアンス違反」が判明。27年間続けてきた同局のレギュラー番組『生島ヒロシのおはよう定食/一直線』を降板し、活動自粛に入ったことに伴う対応となった。問題発覚から約1か月、74歳の生島はどうしているのか。ENCOUNTは関係者にその近況を聞いた。
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社名変更の可能性は、問題が発覚した直後に浮上していた。理由は130人以上に及ぶ所属タレントやスタッフのイメージを守るためだ。同事務所は生島がTBSを退社した翌日の1989年4月1日付で実弟の生島隆氏とともに立ち上げ、成長させてきたが、現会長である生島自身が「コンプライアンス違反」をしたことで、示しがつかない状態になっていた。
その現実を重く見た経営陣は、生島と協議。公式サイトで社名変更を伝え、「生島ヒロシにつきましては、本人の意向を受け、所属タレントとして弊社から退所すると共に、一切の役職を辞し、弊社との資本関係もなくなりましたことをご報告させて頂きます」と発表するに至ったという。関係者はそうした経緯も踏まえて言った。
「本人はひたすら反省の日々を送っています。そして、今できることとして、自分が立ち上げて成長させてきた事務所を離れ、看板も変えてもらうことを決めました。所属タレント、スタッフには何の問題もないわけですから」
同関係者によると、生島は平日午前5時スタートだった『生島ヒロシのおはよう定食/一直線』に27年間出演し続けたことで、早起きの習慣は変わらず。そして、規則正しく、生活をし、あらためてコンプライアンスやハラスメントに関する書籍を読み、専門家にも話を聞くなどしているという。
また、自分の起こした問題(番組製作スタッフへの厳しい言動、インターネット上に掲載されていた不適切な画像の送信などの行為)を直視。タレント、スタッフ、メディア関係者ら大勢と組んでいたLINEグループを解消し、連絡を取る人物もごく少数に制限していた。生島のバイタリティー、アナウンサーとしての能力、医学、経済などへの高い見識を知る人たちからは「このまま引退するのはもったいない」などの声も寄せられているようだが、関係者は「そういった先のことは考えられない状態です」と証言している。
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