TBSは21日、「芸能関係者と社員の関係調査」についての報告書を公式サイトで公表。中居正広氏と社員との関わりの調査結果を明かした。

　同調査は、中居氏と女性との間で生じたトラブルに関する一連の報道を受けて、TBSグループ人権方針に則り、芸能関係者とTBSテレビ社員との間の会食等をめぐる実態を把握する目的として実施された。

　調査結果について、同社は「芸能事務所が主催する会食等に、当社社員がアナウンサーを誘って参加するケースがあったことが確認されました。ただし、そのような会食等で、参加者による不適切な言動があった事実は確認しておりません」として、「また、当社社員が、打ち合わせや懇親以外の不適切な目的で、芸能関係者との間で会食等を設定していた事実は確認しておりません。なお、本調査は過去の事案も含め、引き続き実施しております」と報告。

　またフジテレビ編成幹部らと中居氏が開催した会食について、「TBSテレビのアナウンサーが参加していたことを確認しました。当該アナウンサーは、フジテレビ編成幹部から直接誘われて会食に参加したと話しています」と伝えた。

　その上で、「当該アナウンサーは、（1）会食時に自分に対する性的言動はなく、他の女性に対する性的言動も見聞きしていない、（2）予め遅くまではいられないと伝えており、実際に途中で帰宅した、（3）中居氏と食事をしたのは、この1回だけであると話しています」と明かした。

　さらに、中居氏のマンションで行われたバーベキューについても、「男性のTBSテレビ社員2名が参加していたことを確認しました。当社社員は直接中居氏から誘われて参加しており、芸能関係者やフジテレビ編成幹部らも参加していたということです。当日、当社社員は、バーベキューの終了とともに帰っており、滞在中に参加者から不適切な言動はなかったと話しています」と報告した。

「上記以外にも、アナウンサーを含む当社社員が、中居氏が参加する懇親会に参加したり、ゴルフなどの交流をしていた事実は確認されましたが、不適切な目的で開催されたり、参加者から不適切な言動があったことは確認しておりません」とした。

　最後には「当社社員・アナウンサーは真摯に日々の業務に邁進しております。SNS等での誹謗中傷や憶測に基づく投稿などはお控えいただきますようお願いいたします」と呼びかけた。