オアシズの大久保佳代子（53）が20日深夜、レギュラーを務めるMBSラジオ『ゴチャ・まぜっ天国！』（木曜深夜1時）に出演。放送中に共演する武井壮と、かつて結婚の“口約束”をしたことを思い出した。

　同じく共演する鬼ヶ島・おおかわらの相方・野田勉の結婚話をきっかけに“ご祝儀”の話になった。大久保は芸能界を“ご祝儀社会”と認めつつ「私、ホントにあげたくなくて」と発言。武井から相場を聞かれ、「結婚式呼ばれたら10（万円）かな？　結婚式呼ばれないパターンもちょっと、どうなんだろう。5（万円）とかかな」と明かした。53歳で独身だけに「私ギブギブギブで、テイクないじゃない。ズルい」と出費がかさむと立腹した。

　51歳の武井から「このまま死んだらやってやらんないよね」とあおられると、大久保は「と思うから、極力出さないようにして」と明かした。武井が「いつかは回収したい？」と聞くと、「いつかは回収したいか、このまま出さずに終わらせたいか」と2択の考えを披露。次に武井が「大久保さん結婚したら、オレたち呼ばれるの？」と尋ねると、大久保は「結婚式？　いいよ」と快諾し「（みんなで）『てんとう虫のサンバ』とか」と余興の話まで進んだ。

「次は10年間、ラジオやってる『ゴチャ・まぜっ』のメンバーから」と武井が宴の“予行”をすると、大久保は突然「でもそんなの絶対ないから、結婚式」と現実に戻った。おおかわらや小坂温子から「分かんないですよ」と声がかかったが、「分かってるから、自分が一番さ。結婚する可能性があるか」と返答。櫻坂46・武元唯衣も「いやいや。急に今年とか分かんないですよ」とフォローしたが、「ないから。私が一番分かってるから」と断言した。

　おおかわらと武井が「野田だってした」と言い、武元は「明日、出会うかもしれないですよ、ホントに」と口にすると、大久保は「結婚ってちょっと頭が緩い人の方ができるの。だから20代のうちにするのが一番いいんだよ」と持論を展開。武井が「でも、オレ待ってますよ、そのニュース」と期待すると、武元は「結婚式行きたいですよ」と続いた。おおかわらも「日本中、沸きますよね。明るいニュース」と想像した。

　武井が「例えば大久保さんがご両親のごあいさつで号泣しだしたら、オレらやばいよな。あ～ってなるよね」と妄想。大久保は「両親死んでるから、そのときには。今はまだ生きてますけど、もし私が結婚式挙げるときには死んでますから」と寂しく言い放った。武元が「分かんないですよね。この後出会って今年中に結婚ってあり得るかもしれないじゃないですか」と強く伝えても、大久保は「ないものはないの。あるとしたら、0.0000000000001（％）ぐらいはあるかもしれないよ。でも、それはないに等しいから」と冷たく返した。

　ここで武井が「オレとかの可能性もゼロじゃないよ」と名乗り出ると、大久保は「あったよ」と即答し「もうちょっと若いときはあったかもね」と続けた。おおかわらが「番組で言ってましたね」と思い出すと、大久保は「言ってた！」、武井も「なんかね。そうそう」と反応。大久保が「“お金もある程度安定してて”って言ってたよ。でも、そっから10年たったからね」と言うと、武井は「たったね。“50歳になってお互い何もなかったらなんか”みたいな話してたよね、前」と発言。武元は「えっ!　それ一番、ロマンチックですよ」とうっとりした。

　大久保が「でももしかして結婚してみる？」と提案すると、武井は「1回？　暮らしてみるってこと？　籍入れてみるってこと？」と反応。共演陣が「ヤバッ」と盛り上がる中、大久保は「武井さんって10年こうやって2週に1回（番組を）やって、大体、人となりは分かってるじゃない。分かった結果が、この人ってすごくめんどくさい人だと思うのよ」と冷静に分析。武井は「鼻出てきちゃった。この流れでディスられるの？」とぼやき、共演陣からも「あれ？」という声が漏れた。

　大久保は「多分だけど、すごい犯罪も犯さないし、非常識じゃないと思うけど。ちっちゃいめんどくさいものいっぱい持ってると思う。それが分かったことよ。それを許せるかどうか、お互いにね。まあ結婚ってホント若い時にパンといかないと、ホント難しい」とハードルを告白した。武井は「ゼロではないから」と明言し、おおかわらも「そうですよね」と同調した。

　大久保は「そんなん言ったら」と38歳の小坂の結婚に触れた。武井が「（相手は）おおかわらとの可能性だって」とコメントすると、大久保は「合同結婚式か」と乗っかった。最終的には武井が、22歳の現役アイドル・武元にも「いいよ。もし気になるメンバーいたら」と勧め、「武井さんかおおかわらさん2択で？」と混乱させた。