映画『366日』、ハリウッド大手スタジオがリメイク権獲得 海外配給も続々決定

1月10日より公開されている映画『366日』の英語版リメイク権を、米大手映画スタジオであるソニー・ピクチャーズ エンタテインメント傘下のコロンビア・ピクチャーズが獲得したことが20日、分かった。

映画『366日』の英語版リメイク権をコロンビア・ピクチャーズが獲得した
映画『366日』の英語版リメイク権をコロンビア・ピクチャーズが獲得した

興行収入20億円を突破

 1月10日より公開されている映画『366日』の英語版リメイク権を、米大手映画スタジオであるソニー・ピクチャーズ エンタテインメント傘下のコロンビア・ピクチャーズが獲得したことが20日、分かった。

 沖縄出身のバンド・HYの名曲からインスパイアされた同作。かなわぬ恋を歌った失恋ソングとして2008年に発表され、今なお世代を超えて愛され続けている楽曲をモチーフに、全く新しいオリジナルラブストーリーが誕生。HY『366日』のアンサーソングとしてHYが書き下ろした『恋をして』も、映画とリンクした切ないラブソングとして、話題沸騰中だ。

 1月10日に公開を迎えた本作だが、公開初日から1週目、2週目と毎週前週比を超えるなど快進撃を続け、4週目の週末に観客動員ランキング第1位に急上昇、そして6週目に入り、ついに累計観客動員数150万人、興行収入20億円を突破した。

 そしてこの度、米大手映画スタジオであるソニー・ピクチャーズ エンタテインメント傘下のコロンビア・ピクチャーズが映画『366日』の英語版リメイク権を獲得。コロンビア・ピクチャーズは1924年に創立され、アカデミー賞作品賞最多受賞スタジオとして、『スパイダーマン』シリーズなど数々の名作を世に送り出してきた映画スタジオ。今回、映画『366日』の日本国内での大ヒットを受けて、リメイク権獲得に動いたと米バラエティー紙が報じた。コロンビア・ピクチャーズのプロダクション・エグゼクティブ・バイス・プレジデントのピーター・カン氏がスタジオを代表して製作総指揮を務める予定だという。

 さらに海外配給も続々決定。台湾では4月2日より公開が決定。その他タイ、カンボジア、ラオスでの海外配給も決定している。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください