間宮祥太朗、弁護士役でTBS連ドラ初主演 火種を見つけて訴訟を焚きつけるダークな役柄
俳優の間宮祥太朗が主演を務めるTBS系の新連続ドラマ『イグナイト -法の無法者-』(金曜午後10時)が、4月から放送されることが20日に発表された。弁護士が訴訟を仕掛けるという異色の視点を持つ完全オリジナルのリーガルドラマとなる。
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BABEL LABELが地上波GP帯ドラマに初参加
俳優の間宮祥太朗が主演を務めるTBS系の新連続ドラマ『イグナイト -法の無法者-』(金曜午後10時)が、4月から放送されることが20日に発表された。弁護士が訴訟を仕掛けるという異色の視点を持つ完全オリジナルのリーガルドラマとなる。
2000年以降の司法制度改革により、弁護士数は急増し、競争が激化。依頼を待つだけでは生計が立てられない現代において、弁護士自らが訴訟を仕掛け、勝訴へと導く“法の無法者集団”が登場する。間宮が演じる主人公・宇崎凌(うざき・りょう)は、5年前に父を事故で亡くし、サラリーマンを辞め弁護士を志した新米弁護士。だが、彼が就職したのは、依頼人を待つのではなく、自ら争いの火種を見つけて訴訟を焚きつける「ピース法律事務所」だった。
弁護士の役割を覆すようなアウトサイダー集団が、日本の訴訟社会の実態を背景にどのような物語を繰り広げるのか。これまでのリーガルドラマとは一線を画す“ダークリーガル・エンターテインメント”が展開される。
間宮は2008年に俳優デビューし、ドラマや映画、舞台と幅広く活躍。クールな役からアクション、コメディーまで幅広い演技で知られる。過去に連続ドラマのゲスト出演で弁護士役を演じたことはあるが、本作で初めて本格的に弁護士役に挑む。なお、本作がTBS連続ドラマ初主演となる。
間宮のコメントは下記の通り。
「このドラマの企画を聞いた瞬間、力強い作品になると感じました。法を武器にチームで戦う姿が描かれており、各キャラクターの個性がとても魅力的です。私が演じる宇崎は、型にはまらず本能的に行動する一面がある新人弁護士で、チームのやり方に戸惑いや葛藤を感じながらも事件に向き合い、成長していきます。宇崎の成長や個性が馬力となれば、いいチームの空気感になっていくのではないかと思います。撮影を通じて、制作陣のドラマに対する気迫を強く感じていますので、自らを“焚きつけ”ながらかっこよくて熱くなれるドラマにしたいと思っています。視聴者の方々にも心を熱くしながら楽しんでいただけたらうれしいです」
本作を手がけるのは、映画『正体』『青春18×2 君へと続く道』『余命10年』などの話題作を生み出してきたBABEL LABEL。藤井道人監督を筆頭に、『帰ってきた あぶない刑事』の原廣利監督、『イクサガミ』の山口健人監督、ドラマ『量産型リコ』『絶メシロード』の畑中翔太ら、国内外のクリエイティブアワードを多数受賞したクリエイター陣が集結する。BABEL LABELが地上波ゴールデンプライム帯のドラマに参加するのは今回が初となる。
企画・プロデュース・脚本を務める畑中翔太氏のコメントは以下の通り。
「この企画は、『弁護士の数が増え、案件を奪い合う時代になっている』という知人の話を聞いたときに思いついたものです。“争いの火種が燻る場所へと潜り込み、人々に訴訟を焚きつける弁護士集団”というアイデアから生まれたオリジナル作品です。大学時代に司法試験合格を目指していた自分自身の想いも相まって、そのリベンジのように企画を練りはじめて2年、TBSの金曜ドラマ枠で実現することになりました。
『イグナイト=火をつける』という言葉の通り、想いを閉じ込めた人々の心に火をつける弁護士の主人公像が、実直な誠実さの中に沸々とした熱い闘志を感じる間宮さんにぴったりだと思い、今回主演のオファーをさせていただきました。『帰ってきた あぶない刑事』の原廣利監督らしく、本作は通常のリーガルドラマにはないような、スピード感溢れるアクションシーンも見どころの一つです。撮影の中で間宮さんには、原告の心を動かすとともに、ご自身にもど派手に動いてもらいたいと思っています。
TBS×BABEL LABELの初タッグによる“ダークリーガル・エンターテインメント”。これまでの地上波ドラマでは観たことのない世界をお約束します。ぜひご期待ください!」
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