41歳で「ADHDの傾向がある」と診断 元TBS女子アナ・小島慶子が明かす悩み「寝食を忘れる」「フラフラになる」

元TBSアナウンサーでタレントの小島慶子が18日、日本テレビ系『上田と女がDEEPに吠える夜』(火曜午後11時59分)に出演し、ADHDについて言及した。

小島慶子【写真:インスタグラム(@keiko_kojima_)より】
小島慶子【写真:インスタグラム(@keiko_kojima_)より】

小島慶子、時間の流れ方が「魔法のよう」

 元TBSアナウンサーでタレントの小島慶子が18日、日本テレビ系『上田と女がDEEPに吠える夜』(火曜午後11時59分)に出演し、ADHDについて言及した。

 ADHDとは、不注意や多動・衝動性を中心とした発達障害の1つ。その特性を持つ人は日本に300万人以上いると言われ、脳の機能障害が関係していると考えられているものの、明確な原因は分かっていない。現在52歳の小島はメンタルの病気でカウンセリングに通っていた際、41歳で「ADHDの傾向がある」と判明したという。

 自身の特性については、「集中して原稿を書くとか、本を読むとか。だいぶ集中した、3時間くらい経っちゃったなって思うと、7時間とか9時間とか経っている」と説明。過集中がゆえに「本当に寝食を忘れる」とし、「フラフラになる」ことも少なくないと告げた。

 また、「時間の流れ方が自分にとっては魔法のよう」だそうで、「1時間後に家を出るぞ」と準備を進めても、「集中して次から次へとやっていると間に合わなくなる」と告白。「優先順位を決めなよ」と指摘されることもあるそうだが、「流しのゴミがたまってて。流しのゴミを変えなくちゃいけないが、これは帰ってきたら忘れている可能性が高いので、捨てるなら今だ」「編集者から『原稿をチェックしてください』とLINEが来る」といったように「次々と優先順位が変わる」とし、「やっているうちに時間がどんどん過ぎていく」という。

 そういったことが日常茶飯事だそうで、「他の人にとったら、とても簡単な、締め切りに間に合うように仕事を進めるとか、集合時間に間に合うように段取りをつけるということが、たぶん、他の人の200倍くらいエネルギーを使って、ようやくできる」と発言。「きっとADHDの人は『なまけたいんだろう』とか『ズルしたい。やる気がないんだろう』っていう風に、一般的には思うと思う」と述べると、「でも、やる気もあり、間に合う気もあり、いろんな工夫をしているんだけども、なぜかうまく間に合わないということで困っている。なんとかしたいんですよ」と苦悩を吐露していた。

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