【べらぼう】再起狙う鱗形屋攻勢の影響は? 鳥山検校現れ、どうなる瀬川と蔦重の関係

俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。第7回は蔦重が今の倍売れる吉原細見を作ることを条件に、地本問屋の仲間に加えてもらう約束を取り付け、奮闘する様子が描かれた。持ち運びやすさを考慮して薄くするなど編さんを重ね、花の井(小芝風花)も瀬川の名跡を継ぐなど細見が売れる流れが描かれた。第8回はどんな展開になるのか。

鳥山検校(市原隼人・左)と瀬川(小芝風花)【写真:(C)NHK】
鳥山検校(市原隼人・左)と瀬川(小芝風花)【写真:(C)NHK】

横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じる大河ドラマ 第8回の見どころ紹介

 俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。第7回は蔦重が今の倍売れる吉原細見を作ることを条件に、地本問屋の仲間に加えてもらう約束を取り付け、奮闘する様子が描かれた。持ち運びやすさを考慮して薄くするなど編さんを重ね、花の井(小芝風花)も瀬川の名跡を継ぐなど細見が売れる流れが描かれた。第8回はどんな展開になるのか。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、蔦重が手掛けた吉原細見「籬の花」は、瀬川(小芝風花)の名を載せたことで評判となり、瀬川目当てに客が押し寄せ、吉原が賑わう。瀬川は客をさばききれず、他の女郎たちが相手をする始末に、蔦重も一喜一憂する。そんな中、瀬川の新たな客として盲目の大富豪、鳥山検校(市原隼人)が現れる。一方、偽板の罪を償った鱗形屋(片岡愛之助)は、青本の新作「金々先生栄花夢」で再起をかけ、攻勢に出る……という。

 第7回の本編放送後の次回予告には「鱗形屋の逆襲が始まる」という文字があった。さらに「耕書堂さんの仲間入りの話はなかったことに」という声も聞こえた。蔦重が手掛けた吉原細見「籬の花」は評判になったものの、鱗形屋が戻ってきたことで一転してピンチになる可能性も感じる。蔦重がこの苦境にどう立ち向かうのか楽しみだ。

 また、瀬川と鳥山検校の関係がどう描かれるのかも注目したい。鳥山検校は幕府の許しを得て高利貸しを行い、多額の資産を築いていた人物。金の力ですべてを手に入れてきた鳥山だが、瀬川だけでなく、蔦重との関係も気になる。3人の今後に注目したい。

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