「次元の違う美しさ」「妖精のような女性」田中健が八千草薫さんを追悼
俳優の田中健(68)が28日、ブログを更新。24日に亡くなった女優の八千草薫(本名谷口瞳=たにぐち・ひとみ)さんを追悼した。
ブログを更新し、エピソードを披露
俳優の田中健(68)が28日、ブログを更新。24日に亡くなった女優の八千草薫(本名谷口瞳=たにぐち・ひとみ)さんを追悼した。
「八千草さんは僕が最初に芝居をして初めて台詞を受け止めて下さった女優さんです」と書き出した田中は、数々の思い出を披露した。
「日本テレビ『春のもつれ』という連続ドラマでは、僕は、画家を演じておられる八千草さんを慕う青年役でしたが、今まで過ごしてきた九州の田舎町で歩いている人を見たことがない、次元の違う美しさで役作りなど全くいらないなぁと心が動いた事を今でも覚えています」と思いをはせた。
さらに「それから2.3年後には『俺たちの旅』でダメな息子役を演じさせていただきました。なんと嬉しかったことか。僕はまだ芝居が下手で不安も大きな日々でしたがあの、八千草さんなら広い心で受け止めて下さる、そんな安心感がありました」と感謝をつづった。
「それから40年以上の歳月が過ぎていますがどこでご一緒しても全く変わらない妖精のような女性ですから八千草さんが天に召されるというのが不思議でなりません ある意味、本来のお姿に近くなられた?ということでしょうか?上手な言葉が見つかりませんがそんな思いもします。残された僕らは寂しいかぎりです。ご冥福を心よりお祈り申し上げます」と突然の死を悼んだ。
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ブログで思いのたけを吐き出した