6年前に実家の借金完済、芸能界入りのきっかけは父の会社倒産「みんなを守っていこう」
俳優の高橋メアリージュンと、妹でモデルの高橋ユウが15日、日本テレビ系『アナザースカイ』(土曜午後11時)に出演し、芸能界を目指したきっかけを明かした。

ユウと共に姉妹で『アナザースカイ』出演
俳優の高橋メアリージュンと、妹でモデルの高橋ユウが15日、日本テレビ系『アナザースカイ』(土曜午後11時)に出演し、芸能界を目指したきっかけを明かした。
番組では、故郷である滋賀県を訪れた。琵琶湖に隣接する公園に着くと、メアリージュンは家族で「琵琶湖会議をした場所です」と紹介。この場所で約25年前、父から「大事な話がある」と切り出され、「お父さんの会社がうまくいかなくなって、今までのようには生活できひんねんけど、みんな一緒に頑張ってくれるか?」と会社の倒産を告げられたという。
当時、メアリージュンは中学1年生、ユウは小学4年生。メアリージュンは「(両親の)神妙な面持ちは初めて見たんじゃないかな」と感じたそうで、「その瞬間、『私、みんなを守っていこう』って。中1ながらに、いきなり心が大人になった感じがします。子どもから大人になった」と振り返った。
これを機にメアリージュンは「早く働きたいな」と思い、「早く働くんなら、芸能界だ」と芸能界を目指すことに。だが、メアリージュンは家族の都合で1年間、叔母が住むラスベガスへ留学することになり、代わりにユウがオーディションを受け、見事に合格したという。
翌年には、帰国したメアリージュンもオーディションを突破。以降は「『新しく買ったもの』のアンケートに買えないからと“欲しいもの”を書かせてもらう」「沖縄ロケにもビニール袋に下着だけ入れて行く」といった節約生活を続け、6年前に借金を完済したそうだ。
そんな日々について、メアリージュンは「母がずっと言ってくれてたんですよ。『大変なことも、いつか笑ってインタビューとかで話してるから。全部ストーリーになるから」と回想。「だから、それを信じて全部、頑張ってこれたというか……」とも続け、ユウと「そうだね」と懐かしんだ。
