国産車を仰天カスタム、オーナーは快感「日本で俺だけが乗っている」 費用も衝撃的「もう1台余裕で買える」

まさに“異彩を放つ”、そのものだった。東京・江東区の「A PIT オートバックス東雲」で16日に行われた早朝カーミーティング。「スイフト」特集で約100台が駆け付けた中で、マットカラーの鮮烈なグリーンの1台が、ひと際注目を集めた。どこまでもこだわる豪快なオーナーに直撃してみた。

スイフトスポーツとは思えない超絶カスタムの1台【写真:ENCOUNT編集部】
スイフトスポーツとは思えない超絶カスタムの1台【写真:ENCOUNT編集部】

「いじって楽しい、乗って楽しい。イベントで仲間と過ごすのも楽しい」

 まさに“異彩を放つ”、そのものだった。東京・江東区の「A PIT オートバックス東雲」で16日に行われた早朝カーミーティング。「スイフト」特集で約100台が駆け付けた中で、マットカラーの鮮烈なグリーンの1台が、ひと際注目を集めた。どこまでもこだわる豪快なオーナーに直撃してみた。

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 2025年初の東雲モーニングミーティング。スズキのスイフトスポーツを中心に、熱烈なファンが集った。サーキット走行のカスタム、レース仕様、痛車……。カラフルな個性が輝き、“スイフトだらけ”の圧巻の光景が広がった。

 立体駐車場の1階に、多くの人たちが足を止める1台があった。しかも、愛好家の中ではちょっとした有名人らしい。

 スイフトスポーツのZC 33S型。しかし、一見すると、スイフトモデルなのかどうか分からないぐらいのクールでド派手なカスタムだ。男性オーナーは「日本で俺だけが乗っている。他の人とかぶらない。これが好きなんです」。情熱がほとばしった。

 チューニング・カスタムショップのRISE YOKOHAMAにお願いしたとのことだが、「もともとはKUHL RACINGのコンプリートカーで、後ろの3点セット以外、全部変えました」。もはや“オリジナル仕様”だ。つや消しのカラーリングが大好きで、マットカラーは「メルセデス AMG GT Rのオマージュです」。フルエアロはワンオフで特注、オーバーフェンダーにした際に、カスタムで取り付けていたホイールをさらに取り換えた。しかも、わざわざ岡山からマットグラファイトの逸品を取り寄せたという。約1年間かけて徹底的にこだわり、オーラ全開に仕上がった。ちなみに、カスタムの総額は「もう1台余裕で買えます」というから、さらに驚きだ。

 街中を走ると、とりわけ外国人たちに大人気。信号待ちで写真を撮られるのはしょっちゅうだ。TikTokでもバズった経験を持っているという。人々をびっくりさせるのも楽しみの1つ。「『これ、本当にスイフトなの?』と言われるほどうれしいです。いかにして原形をなくそうか、というのもカスタムのテーマですね」と充実感を口にする。

 スイスポの世界観にもどっぷり。「いじって楽しい、乗って楽しい。イベントで仲間と過ごすのも楽しい。本当にいいクルマだと思いますよ」と笑顔を見せた。

 ほかにも、女性オーナーの自慢のスイスポや、“東海道線カラー”に彩られたスイフトなど、多彩な愛車が集まった。

 クルマ好き同士がコミュニケーションを図る機会を設けようと、毎月第3日曜の午前7時30分から行われている定番のカーミーティング。3月は「トヨタ・クラウン」で、特別仕様車の展示などを予定しており、盛り上がりを見せそうだ。

次のページへ (2/2) 【写真】個性オーラの車両が100台も集まった
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