ハリソン・フォード、MCUの魅力は“キャラの個性”「彼らには心があり、魂があるんだ」
マーベル・スタジオの劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』が14日より公開中。サディアス・ロス大統領を演じる米俳優ハリソン・フォードが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)について語った。

『キャプテン・アメリカ:BNW』でロス大統領を熱演
マーベル・スタジオの劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』が14日より公開中。サディアス・ロス大統領を演じる米俳優ハリソン・フォードが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)について語った。
同作の主人公は、初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)のラストでヒーロー引退を決めたスティーブから“正義の象徴”である盾を託されたサム・ウィルソン(演:アンソニー・マッキー)。本作でサムに立ちはだかるのが、桁外れのパワーで暴走する“レッドハルク”へと変貌する、アメリカ大統領のロス。演じているのは、MCU初参戦となる“ハリウッドの生きる伝説”こと名優・ハリソンだ。
これまでも数多くの名作に出演し映画界をけん引してきたハリソンだが、ついに足を踏み入れることになったMCUについて「“キャラクターの個性”が素晴らしく、興味深い側面があるんだ。彼らは単なるキャラクターではない。彼らには心があり、魂があるんだ」と、それぞれのキャラクターが持つ“奥深い個性”こそが魅力であると力説。本作にも、キャプテン・アメリカを自分らしい形で継承していくサムや、娘を想う父親としての一面も描かれるロス大統領など、奥深さを持ったキャラクターが登場している。
『スター・ウォーズ』や『ブレードランナー』、『インディ・ジョーンズ』など、世界中の誰もが知る大人気作で長年にわたり映画界の第一線を走り続けてきたハリソン。これまで数多くの人気キャラクターを演じてきた彼をしても、MCUのキャラクターには特に魅力を感じるようで、「MCUのキャラクターは、そのどれもがとても興味深い」と語っている。
主人公のサムは、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14年)でMCUに初登場し、スティーブと意気投合したことをきっかけに、人工の翼で自在に空を駆けるヒーロー“ファルコン”としてアベンジャーズに仲間入りしたキャラクター。空を制する飛行能力と戦闘力はもちろん、空軍所属時代に培った状況を冷静に分析する頭脳も武器に、これまで幾度と敵と対峙(たいじ)してきた。そんなサムの魅力は、他のヒーローと比べた“人間味”にある。
血清を打っていないサムはスティーブのような超人的なパワーは持っておらず、キャプテン・アメリカの座を継承する際も、“正義の象徴”という重責を自身が背負うことに大きな葛藤を抱えていた。しかし、アンソニーはサムについて「彼はスティーブとは違い、普通の男なんだ。あらゆる問題をパンチだけで切り抜けることはできない分、人の“心”をつかみ、ひき付け、動かすことで問題や状況を打開する。知恵とカリスマ性を駆使して、話をするんだ」と魅力を解説。
そしてハリソン演じるロス大統領も奥深さを持ったキャラクターの一人で、ハリソンは「ロス大統領は非常に興味深いキャラクター。私が彼に求めていたのは、物語全体の中で垣間見える彼の感情的な一面だった」と、レッドハルクとして暴れ回るただ強いだけの敵ではなく、敵として登場するキャラクターにも“感情”が描かれていることを語る。
『インクレディブル・ハルク』(08)でブルース・バナーに対して行った実験をきっかけに、娘のベティ・ロスと疎遠になっているロス。本作では大統領としての威厳を醸し出しつつも、娘を想う父としての一面も描かれていく。また、サムからスーツを受け継ぎ、2代目“ファルコン”として活動を開始するホアキン・トレスも魅力的なキャラクターの一人で、ホアキン役のダニー・ラミレスは「ホアキンとサムはここ数年一緒に仕事をしているから、2人の間には強い関係が築かれている。この映画を通して、そのパートナーシップとは何なのかを探ることができるんだ。ホアキンにとってサムは憧れの存在なんだよ」と劇中で描かれるサムとの師弟関係について言及。キャプテン・アメリカを継承するサムのみならず、ファルコンを受け継ぐホアキンの想いもしっかりと描かれているという。
