溝端淳平、「受け継ぎたいもの」は蜷川幸雄さんの言葉「いつも肝に銘じて俳優業を」

俳優の溝端淳平が13日、都内で行われたマーベル・スタジオの劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』ジャパンプレミア舞台あいさつに登壇した。

フォトコールに登場した溝端淳平【写真:ENCOUNT編集部】
フォトコールに登場した溝端淳平【写真:ENCOUNT編集部】

11年の時を経て「キャプテン・アメリカ」役を継承した

 俳優の溝端淳平が13日、都内で行われたマーベル・スタジオの劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』ジャパンプレミア舞台あいさつに登壇した。

 本作は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に次ぐ「キャプテン・アメリカ」シリーズの最新作。『エンドゲーム』のラストでヒーロー引退を決めた、初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから盾を託されたファルコンことサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)が、“キャプテン・アメリカ”という重圧に葛藤しながらも、スティーブの意思を継ぎ、その“圧倒的な重み”を背負うことを決意した新たな戦いを描く。

 11年の時を経て「キャプテン・アメリカ」役を継承した溝端は「『ウィンター・ソルジャー』からサム・ウィルソンをやらせていただいたのですが、ファルコンが時を経て主役としてスクリーンに帰ってきたことが感慨深いです」と感無量な表情を浮かべると「この作品には(平岳大演じる)日本の首相が出てきたり、ワシントンの桜など、日本を感じさせることが多い映画になっています。日本がキーワードになっているかも」と期待をあおる。

 まさに新時代のMCUの幕開けのキーマンとなる役を演じることになった溝端は「いままでやってきた役が、そのまま主役になって帰って来る。すごく重責はありました」と正直に胸の内を明かすと、17年ぶりにサミュエル・スターンズを再演する森川智之も「(アベンジャーズを)まとめあげて引っ張っていってもらいたいですね」と溝端にエールを送る。

 キャプテン・アメリカから大役を受け継いだ溝端は、自身の「受け継ぎたいもの」について、以前から恩師であると口にしていた演出家の蜷川幸雄さんの言葉を引き合いに出し「『自分を疑え』という蜷川さんの言葉は、いつも肝に銘じて俳優業を行っています。その思いを受け継いでいきたいです。自分を常に疑い、自問自答していきたい」と語った。

 イベントには溝端、森川のほか、村井國夫、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)も登壇した。

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