元世界1位と対戦の中川麦茶、12歳長男の生歌唱で入場へ 亀田興毅ファウンダー快諾「OK」
ボクシング興行「3150×LUSHBOMU」の会見が12日、都内で行われ、亀田興毅ファウンダーが、3月29日開催の「3150×LUSHBOMU vol.4」ならびに同30日開催の「3150×LUSHBOMU vol.5」の追加カードを発表した。
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3月29、30日に開催の「3150×LUSHBOMU」
ボクシング興行「3150×LUSHBOMU」の会見が12日、都内で行われ、亀田興毅ファウンダーが、3月29日開催の「3150×LUSHBOMU vol.4」ならびに同30日開催の「3150×LUSHBOMU vol.5」の追加カードを発表した。
29日のスーパーフライ級8回戦では花田颯(KWORLD3)がフィリピン・スーパーフライ級13位のエロゲ・グラ(フィリピン)と対戦。花田は昨年10月12日に行われた前戦で、デンマーク・ケビド(フィリピン)と対戦するも1ラウンドに両者のバッティングにより不運の負傷ドロー。そのケビドは同12月21日に横山葵海(ワタナベ)と対戦して僅差の判定負け。今回、花田はケビドと同じくフィリピンのサウスポー、グラを迎える。
グラは2024年6月にWBCユース・スーパーフライ級王座決定戦にて佐野遥渉(LUSH)と対戦し、判定で敗れはしたが好ファイトを展開した。花田、グラともに22歳同士の対戦に花田は「この試合に勝って、上を目指すきっかけにしたい。自分の階級には、横山選手や佐野選手など同世代の良い選手が多いので、その選手達と比較されても自分が負けないような試合をお見せしたいと思います」と意気込みを語った。
同30日のスーパーウェルター級8回戦では日本同級2位・佐々木る玖(KWORLD3)が同級11位・鈴木健介(リングサイド・フィットネス)と対戦。最近、急上昇中で勢いに乗る佐々木は上半身裸の“短パンスタイル”で会見に登場。「短パン一丁は、自分が服よりも自分の身体作りに投資しているので、これが自分の一張羅ですわ(笑)」と話すと、「亀田史郎さんのYouTube企画『3150ファイトクラブ』からプロデビューした素人の自分が日本2位まで上がってくることができた。素人でも努力次第でできることを証明していきたい」と今後の意気込みを語った。
また、将来、対戦したい相手を問われると「テレンス・クロフォードと対戦するために、いつもイメージして練習しています」と、米国の“世界4階級制覇王者”の名前を持ち出し、真顔で答えていた。
同じく30日のスーパーバンタム級8回戦で東洋太平洋スーパーバンタム級14位・中川麦茶(ミツキ)は東洋太平洋バンタム級14位のナワポン・カイカンハー(タイ)と対戦する。中川は「対戦相手(ナワポン)は元世界1位の強い選手と聞いています。強い選手と試合を組んでいただいて感謝しています。3150×LUSHBOMUは色んなキャラクターの選手がいて面白いイベントです。自分もその一員として盛り上げようと思います」と殊勝に話すと「ここで自分の秘密兵器を紹介します」と呼び込んだのは、12歳の長男・武田龍樹くん。中学1年生の息子を紹介すると「興毅さん、将来、歌手になることを目指しています。次の自分の試合で入場曲を息子に入場曲を歌わせて良いですか? 今、歌を歌わせますので」と亀田ファウンダーに直訴。その後、龍樹君がキレイな美声を披露すると、それを聞いていた亀田ファウンダーは「OK」と即答。中川は長男の“歌手デビュー”と共に次戦のリングで入場する予定となった。
残りの両日アンダーカードは後日発表される。
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