『御上先生』で存在感の奥平大兼、出口夏希とのW主演で内気な高校生役…映画『か「」く「」し「」ご「」と「』
俳優・奥平大兼、出口夏希がダブル主演する映画『か「」く「」し「」ご「」と「』(中川駿監督)が、5月30日から全国公開することになり、13日、配給の松竹などから発表された。作家・住野よる氏による同名小説の映画化で、「“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の、純度100%の尊い日々を描く青春ラブストーリー」。主要キャストとして、Aぇ! groupの佐野晶哉、菊池日菜子、早瀬憩も出演する。

5月30日から全国公開
俳優・奥平大兼、出口夏希がダブル主演する映画『か「」く「」し「」ご「」と「』(中川駿監督)が、5月30日から全国公開することになり、13日、配給の松竹などから発表された。作家・住野よる氏による同名小説の映画化で、「“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の、純度100%の尊い日々を描く青春ラブストーリー」。主要キャストとして、Aぇ! groupの佐野晶哉、菊池日菜子、早瀬憩も出演する。
『か「」く「」し「」ご「」と「』の原作は、『君の膵臓をたべたい』でデビュー以来、数々の人気作を手がけてきた住野氏の同名小説だ。2017年の発売から根強い人気で、累計発行部数64万部を突破している。映画化に対し、住野氏は並々ならぬ思いを寄せている。
「この企画はコロナ禍も経て約6年をかけここまでたどり着きました。時間はかかってしまいましたが、時間をかけなければ出会えなかった監督さん、出演者の皆さん、スタッフさん達がおられます。今が最高の時になるように僕もできるだけの尽力をさせてもらいました」
物語は「もしも、好きな人の気持ちが見えてしまったら」をテーマに、それぞれの“かくしごと”が織りなす、もどかしくも切ない展開。「自分なんて」と内気な高校生・京(奥平)は、ヒロインじゃなくてヒーローになりたいクラスの人気者・三木直子(出口)が気になって仕方がないが、いつも遠くから見つめるだけだった。そんな三木と幼馴染みであり、京の親友・ヅカ(佐野)を通して、卒業まで「友達の友達”としてずっと一緒にいるはず」も、男女5人で尊い日々を描いていくことになる。
主演の奥平は現在、TBS系連続ドラマ『御上先生』(日曜午後9時)でクラスの空気を支配してしまうようなジャーナリスト志望の生徒を演じているが、今回は引っ込み思案で自信の持てない高校生役。そして、一昨年の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』から話題作に出演し続けている出口が、底抜けに明るい役を演じている。その他、体育会系でいつも明るく笑顔な人気者・高崎博文(通称ヅカ)役に佐野晶哉。予測不能な言動でいつもマイペースな黒田文(通称パラ)役に菊池。内気で控えめな性格で、ある日、学校に来なくなる宮里望愛(通称エル)役を早瀬が演じている。
そして、今回の情報解禁とともにティザービジュアルも公開された。「もしも、好きな人の気持ちが見えてしまったら─」「この“かくしごと”を知ったとき、純度100%の涙が溢れ出す」と、物語の展開を期待させるコピーが並び、さまざまな記号が舞う印象的なデザインだ。また、特報映像は、内気な京が三木のことを思い続けるも、「気持ちが見えてしまう」ことで、言葉にできないもどかしさを全面に押し出した内容となっている。
