山口馬木也、初のブルーリボン賞受賞に涙「夢にも思っていなかった」 会場のファンから声援も
俳優の山口馬木也が12日、都内で行われた「第67回 ブルーリボン賞」授賞式に出席。初めて主演を務めた2024年公開の映画『侍タイムスリッパー』での熱演が評価され、主演男優賞を受賞した。

映画『侍タイムスリッパー』は作品賞も受賞
俳優の山口馬木也が12日、都内で行われた「第67回 ブルーリボン賞」授賞式に出席。初めて主演を務めた2024年公開の映画『侍タイムスリッパー』での熱演が評価され、主演男優賞を受賞した。
愛車は日本にわずか5台の超希少アメ車…ハーレーも乗りこなす52歳俳優のクルマ&バイク愛(JAF Mate Onlineへ)
東京映画記者会(在京スポーツ紙7社が運営)が選ぶ「ブルーリボン賞」は、映画に取り組む姿勢や人柄も選考に含まれるのが特徴となっている。
山口はマイクの前に立つと「僕の名前が呼ばれた瞬間に横にいる(安田淳一)監督が号泣しまして」と言いつつ、自身も涙をにじませた。
続けて、「人生初主演映画で、このようなブルーリボン賞をいただけるとは夢にも思っていませんでした。本当にうれしいです。家族のように集まれるあたたかい共演者の皆さま、少数精鋭で支えてくれたスタッフのみなさま、京都の撮影所の方々も良くしてくださいました。この作品を多くの映画関係者の皆様のお陰で、全国に届けることができました」と感謝の言葉を口にした。
そして「なにより感謝を申し上げたいのは、支えてくれたお客様です」と涙で言葉を詰まらせると、「馬木也、頑張れー!」「馬木也ー!」と会場にいたファンが声をかける場面も見られた。
最後には「俳優としては、賞をいただいたことのプレッシャーはあるのですが、俳優に憧れて、俳優になりたくて、俳優を続けています。この先、目指しているものにたどり着けるのか分かりませんが、まっすぐ進んでいきたいと思っています」とさらなる飛躍を誓った。
○『第66回ブルーリボン賞』
作品賞:『侍タイムスリッパー』
外国作品賞:『オッペンハイマー』
監督賞:入江悠氏『あんのこと』
主演男優賞:山口馬木也『侍タイムスリッパー』
主演女優賞:河合優実『あんのこと』『ナミビアの砂漠』
助演女優賞:小泉今日子『海の沈黙』『碁盤斬り』
新人賞:早瀬憩『違国日記』『あのコはだぁれ?』
