吉永小百合、「ブルーリボン賞」2度目の司会も「賞をいただくより大変」 登壇者にムチャぶりも

俳優の吉永小百合が12日、都内で行われた「第67回ブルーリボン賞」の授賞式に出席。緊張する様子を見せながらも、見事な司会進行っぷりを見せた。

「第67回ブルーリボン賞」の授賞式に出席した吉永小百合【写真:ENCOUNT編集部】
「第67回ブルーリボン賞」の授賞式に出席した吉永小百合【写真:ENCOUNT編集部】

神木隆之介の司会コンビ

 俳優の吉永小百合が12日、都内で行われた「第67回ブルーリボン賞」の授賞式に出席。緊張する様子を見せながらも、見事な司会進行っぷりを見せた。

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 東京映画記者会(在京スポーツ紙7社が運営)が選ぶ「ブルーリボン賞」は、映画に取り組む姿勢や人柄も選考に含まれるのが特徴となっている。昨年、映画『こんにちは、母さん』で主演女優賞を受賞した吉永と、映画『ゴジラ-1.0』『大名倒産』で主演男優賞を受賞した神木が司会を務めた。

 ステージの緞帳(どんちょう)が上がると、真っ白なブラウスを着こなした吉永の姿が。あいさつの後に、司会について「(賞を)いただくより大変ですね」と心境を明かしながらも、隣に並ぶ神木と顔を合わせて「頑張りましょうね」と笑顔を見せた。

 吉永は、1962年には『キューポラのある街』で、2000年には『長崎ぶらぶら節』で主演女優賞を受賞。当時について「62年の時はそういう(受賞者が司会をする)制度はなくて、2000年度の時は司会をしたのですが全然覚えていなくて」と明かすと、会場は笑いに包まれた。

 式の途中にも、受賞者の目を見て思いを伝えていた吉永だが、すでにコメントを終えた入江悠氏(映画『あんのこと』)に「今ここで、監督から河合(優実)さんに祝福のコメントお言葉をいただきたいのですが」といったムチャぶりをする場面や、河合と小泉今日子が横に並ぶ時には自分が使っていたマイクをパスするなど、司会者として臨機応変に動く場面も見られた。

○『第66回ブルーリボン賞』

作品賞:『侍タイムスリッパー』
外国作品賞:『オッペンハイマー』
監督賞:入江悠氏『あんのこと』
主演男優賞:山口馬木也『侍タイムスリッパー』
主演女優賞:河合優実『あんのこと』『ナミビアの砂漠』
助演女優賞:小泉今日子『海の沈黙』『碁盤斬り』
新人賞:早瀬憩『違国日記』『あのコはだぁれ?』

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