安田大サーカスのクロちゃんが10日、月曜レギュラーを務めるMBSラジオ『アッパレやってまーす！』（月～木曜午後11時30分）に出演。TBS『水曜日のダウンタウン』での、2年間交際したリチへのプロポーズ失敗を振り返った。

　冒頭でクロちゃんは「やっと、何か言えるなあと思って」と前置きした上で「プロポーズしまして、まさかの結婚できませんでした」と報告。なぜか拍手を浴びた。「僕のことを好きで『水曜日のダウンタウン』に応募してくれたリチだったので、僕がプロポーズOKしたら、自分が覚悟決めたら、もう結婚するって勝手に思っちゃってた分、（リチの）選択肢が自分の中でOK以外なかったから、びっくりした」と本音を吐露。

「ホントにまさかでしたね」と明かし、「なんか違う空気になったから“そうか。いまリチ的にはタイミング的に結婚ではなくて恋人関係の方がいいんだな”と思って、“ステイだな”と思ったんだよね。まさかの、次の選択作ったのに、“別れる”って選択肢はちょっとびっくりしましたね」と破局は予想外だったという。

『水ダウ』でプロポーズ拒否の理由を聞かれたリチは、結婚する覚悟だったとしながら「2年間、1回も対等に見てくれなくて、ずっと下に見られてるなと思って過ごしてきた」「私をデートに誘うのはSNSのネタにする時だけ。全部SNSの道具みたいにされてる」などと厳しい言葉で説明。

　我が家・坪倉由幸が「（放送で）リチちゃんが言うように、やっぱり自分本位だったんじゃないかなっていう」と言うと、坂ノ上茜は「（リチに）“だったら言ってよ”みたいなこと言ってたけど、絶対言ってはいたはずなんですよ。“警告”という意味で。優しい言い方とかで“クロちゃん、そういうのやめてよ”とか」とコメント。坪倉は「“ギャルの格好したくない”とか、合図は出してたと思うんだけどね」と話した。

　クロちゃんは「まあ、けどね。リチとああいうふうになって、あんときはもちろん“何でそんなこと言われないといけないんだろう”と思ったけど。結局、あんだけ言ってくれたら、こっち側としても本当にピリオド打てたじゃないけど」と話すと、「あれから本当に友達に戻りましたんで」と現在の関係を告白。驚きの声が上がった。

　Kis-My-Ft2の二階堂高嗣がどちらが切り出したか聞くと、クロちゃんは「リチが。オレが告白してダメだった時に“友達に戻りたい”って言われたから、“いや友達になったことなんかないし、戻るとこもない。友達なんか絶対無理だよ”って言ってたんだけど。結果、リチが去っていなくなったときに、悩んで次の日にすぐにLINEして“やっぱいろいろゴメンね”って。それで“友達に戻りたい”って言ったら“いいよ”って」と明かした。

　二階堂は「それはリチさんの優しさじゃん。（カメラ）回ってる時に“砂時計戻すよ”とか。本当はあのくだりいらないわけじゃん。でも、リチさんはテレビだから砂時計とか作ってくれて“じゃあ戻すね、友達に”って。で、終わりなのよ。LINEすんな！」とダメ出し。坂ノ上は「次の日（にLINE）はヤバい」と笑った。

　坂ノ上が「クロちゃん的にはもう未練はないんですか」と確認すると、「未練、ん……」と思案。坪倉が「リチがもし“もう一回やり直そう”って言ったらどうする？　絶対ないけど」と質問すると、クロちゃんは「オレも本気で言いますよ」と宣言した後「2、3か月遊んで、もう一回付き合う」と回答。二階堂と坪倉は「ダメだ」と声をそろえた。坪倉は「リチも言ってたけど、テレビ用のコメントだったりとか、メディア用のコメントばっかりで、本当にリチのことを思って発言してない感じが」と言い、坂ノ上も「これもきっとネットニュース用なんだろうなって」と残念そうに話した、

　クロちゃんは「リチと付き合ったのはウソじゃないし、リチのことは大事にしたいと思うから、これからもリチがなんかあったら助けてあげたいな、これが上から目線だって言われるらしいんだけど」と話すと、坪倉は「クロちゃんが助けてほしいだけだよ、寂しいの」と指摘した。プロポーズは昨年12月ぐらいだったという。坂ノ上から「こないだラジオで話してた“お年玉がどうこう”みたいなときにはもう友達？」と聞かれ、クロちゃんは「もう全然、友達です」と即答。毎年リチにお年玉をあげてきたため、放送前にはネタバレ封じもあり、今年も行った。ただし、リチと2人だと後々“交際継続疑惑”が出る可能性もあり、後輩を呼んで3人の形にしたという。

　ここでもHKT48・矢吹奈子に「全部ネットのこと考えて」と言われ、坂ノ上も「そういうとこもあったんだろうな」とチクリ。クロちゃんは逆ギレ気味に「いいから別に」と言い放つと、「オレだって指輪163万（円）だったけど、取り返すために小説家デビューしたんで大丈夫です」と宣伝した。