『AKB48 20th Year「なんてったってAKB48」歌謡祭』千秋楽公演が9日、東京・品川のステラボールで行われた。グループ通算10枚目アルバムで、初のカバーアルバムとなった『なんてったってAKB48』の発売を記念し、6日からの4日間で計6公演を開催。初日にピンク・レディーの未唯mie、3日目の夜公演に元おニャン子クラブの渡辺美奈代がサプライズ登場。そして、この日は元モーニング娘。の後藤真希が出演し、AKB48メンバー全員と『LOVEマシーン』を披露した。

　後藤は第1部のフィナーレに登場した。まさかの「ご本人登場」で会場が大歓声に包まれる中、網タイツ姿の後藤とAKB48メンバー全員で『LOVEマシーン』を歌い、踊った。千秋楽にふさわしい華やかなステージなり、後藤は充実した表情で言った。

「めちゃくちゃ楽しいんですけど、待っている間にステージ袖からみなさんの様子を見ていたら、歌っているメンバーをひな壇で盛り上げる感じが、めちゃくちゃ懐かしかったし、かわいかったです」

「モーニング娘。の大ファン」を公言する村山彩希は興奮を隠せない様子で、「ニヤニヤが止まらなかったです。本当に幸せすぎて、イヤモニから後藤真希さんの声が聞こえてくるって、やばくないですか。夢のような共演をありがとうございました」。八木愛月も「汗が止まんないです。本当にオーラがすごくて、みなさんも熱く盛り上がってくださって、今までで一番盛り上がったんじゃないかなと思うすてきなステージでした」と満面の笑みを浮かべた。

　そして、第2部では4月2日リリースで八木がAKB48史上初の研究生センターを務める65枚目シングルのタイトルが、『まさかのConfession』に決まったと発表。5月5日、6日には村山の卒業公演も含む『AKB48 20th Year 春コンサート2025』を東京ガーデンシアターで開催すると発表された。