バッテリィズ・エースは「iPhoneみたいな存在感」 新時代のアホキャラを伊沢拓司らが絶賛
お笑いコンビ・令和ロマンの高比良くるまと、クイズプレーヤーの伊沢拓司が9日、フジテレビ系『ボクらの時代』(日曜午前7時)に出演し、共演のバッテリィズ・エースを絶賛した。
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フジテレビ系『ボクらの時代』で共演
お笑いコンビ・令和ロマンの高比良くるまと、クイズプレーヤーの伊沢拓司が9日、フジテレビ系『ボクらの時代』(日曜午前7時)に出演し、共演のバッテリィズ・エースを絶賛した。
令和ロマンとバッテリィズは『M-1グランプリ2024』の決勝へ進出。令和ロマンが史上初の連覇を達成し、バッテリィズは準優勝の好成績を残した。これについて伊沢が「悔しさとかはなかったんですか?」と聞くと、エースは「ないですね、マジで」と即答。「おもしろいやつに、すごいやつに負けても、全く悔しないんですよ、僕」と続けた。
また、「めっちゃカスみたいなこと言うんですけど……」と切り出すと、「むっちゃ頑張ってないんで、僕」とも告白。「だから、それで悔しがるのはちょっとちゃうやろ」とし、伊沢の「冷静に自分を見てる」との反応には「冷静に……というか、頑張れないんですよね、ホンマに。例えば、誰かが誘ってくれたりしたら絶対、そっちに行ってまうし……」「そんなことしてるから、おもろいやつらに負けて『クソっ!』って……。なんやねん、お前、そりゃそうやろって……」と返した。
この発言には、伊沢も「そこの冷静さというか、フラットさがずっと保たれているのがめっちゃすごい」と感心。
高比良も「誤解されがちというか、エースさんは」と同調し、「底抜けのアホみたいな扱いを受けるじゃないですか。そういうことじゃないんですよね。これが俺の中になかった感覚」と述べた。
加えて、「アホキャラ、おバカタレントみたいな人たちって、おバカであるために突拍子もないことを言ったりするじゃないですか」とすると、伊沢も「今までは攻めのアホしかいなかった。それが、守り主体のアホが出てきたから分からなくなってる」と分析。
高比良は「こういう人は、ホントは今まで、メディアに出てこれてなかったんだと思う」とし、「漫才っていう武器を持ってきたことによって出れたんだと思います」と持論を展開した。
これを受け、伊沢はエースを「iPhoneみたいな存在感」と表現した。「究極なプロダクトアウトというか。スマートフォンは世間が入れてほしい機能を入れて作るじゃないですか。iPhoneは、こういうものを作ろうっていって(スティーブ)ジョブズが作ったものが世の中に出て、それが結果的に世に受け入れられた製品」とコメント。「僕とか超対策型。それが行き過ぎてるから世の中の風潮を作っていけると思うんですけど、エースさんは、それが存在してることに対して、周りが合わせるというか、世間に『あ、エースさんって人がいるのね』と需要を合わせていくタイプ。僕には全くできない。すごすぎ」と褒めた。
当のエースは「もうちょっと分かりやすく……」と首を傾げ、スタジオの爆笑を誘った。
※高比良くるまの「高」の正式表記ははしごだか。
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