令和ロマン・くるま、フジでバイトの過去 マルチタスク苦手で「めっちゃ迷惑かけた」
お笑いコンビ・令和ロマンの高比良くるまが9日、フジテレビ系『ボクらの時代』(日曜午前7時)に出演。史上初の連覇を成し遂げた『M-1グランプリ』にまつわる秘話と、アルバイト時代を語った。
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フジテレビ系『ボクらの時代』に出演
お笑いコンビ・令和ロマンの高比良くるまが9日、フジテレビ系『ボクらの時代』(日曜午前7時)に出演。史上初の連覇を成し遂げた『M-1グランプリ』にまつわる秘話と、アルバイト時代を語った。
この日は高比良、バッテリィズ・エース、クイズプレーヤー・伊沢拓司の同い年3人が顔を合わせた。番組中盤、伊沢が「M-1という、あまりにもデカい大会で登りつめて。しかも2回。めちゃくちゃ大変なことじゃない?」と聞くと、高比良は「めちゃくちゃ大変なことでした」と回答。一方で、「僕からしたら、ほかのことの方が大変なんで……」と述べ、「普通に働くこととか、頑張って毎日YouTubeを更新することとか、テレビの収録のアンケートを書くことよりとかは、めっちゃ楽なんで……」と続けた。
これに伊沢が「消極的な選択だったってこと?」って驚くと、高比良は「そうです、ホントに」と即答。「全部から逃げて(M-1に)たどり着いた」と説明し、第7世代が台頭したデビュー当時は「『若手はチャンスあるよ』っていっぱいオーディションに行かされた」ものの、「そこで特技とか、ショートネタとか、家族どんな感じですか……とか、全部おもしろくできなかった」と振り返った。
そんこともあり、高比良は「オーディション、ちょっとしんどいです」とマネジャーに告白。理由として「自分たち、M-1に集中してるんで……」と告げたところ、「それなら応援してあげよう」と劇場の出番が増えたそうで、「ラッキー。これでオーディションに行かないで済む」と喜んだ一方、「ある程度まで行かないと、この楽な生活が取り上げられてしまう」と奮起したという。
また、高比良は『M-1グランプリ』にたどり着くまでに辞めたもののひとつとしてアルバイトも挙げ、「フジテレビで6年くらいバイトしてたので、ディレクターになれるかなって思ったんだけど、あまりに仕事ができないんで。記憶力がめっちゃないんで、僕」と苦笑。伊沢が「あれだけ漫才を覚えて」と反応した際には「自分の言葉とか、自分勝手な記憶しかない」「人の名前とか顔を覚えられない」とし、「マルチタスクみたいな、同時にやることがホントにできなくて、めっちゃ迷惑かけた」と告げた。
この発言に伊沢が「ベタなバイト失敗」と笑うと、高比良は「ウーバーイーツやってても道、めっちゃ迷うし……」とコメント。「チャリ漕いでることが楽しくなっちゃって、すごい漕いでて。気付いたらとんでもないところに……」とも回想すると、伊沢が「でも、人が楽しめてないことを楽しめてるのはすごいですよね」と理解を示す場面もあった。
※高比良くるまの「高」の正式表記ははしごだか
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