鈴木おさむ氏、フジ日枝氏の「影響力は絶大」 辞任めぐり私見「80年代の空気感を引きずって来てて」
元放送作家の鈴木おさむ氏が8日、関西テレビ『ドっとコネクト』(土曜午前11時20分)に出演。番組では元タレント・中居正広氏の女性トラブルをきっかけに揺れるフジテレビが、株主の米国投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」から書簡を送付され、独裁者と表現した日枝久取締役相談役の辞任を要求されたことを取り上げた。
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カンテレ番組で言及「フジ社員の皆さんがストライキして辞任を要求したらいい」
元放送作家の鈴木おさむ氏が8日、関西テレビ『ドっとコネクト』(土曜午前11時20分)に出演。番組では元タレント・中居正広氏の女性トラブルをきっかけに揺れるフジテレビが、株主の米国投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」から書簡を送付され、独裁者と表現した日枝久取締役相談役の辞任を要求されたことを取り上げた。
MC・石井亮次アナウンサーから「日枝氏辞任を要求しております。これどう思いますか」と聞かれた鈴木氏は、「僕はフジ社員の皆さんは、放送がどうなるかわかんないですけど、ストライキしてやったらいいと思います。(ストライキ)でもして、僕は(日枝氏の)辞任を要求したらいいと思うんです」と私見を述べた。
「日枝さんの影響力がどうのとかって言うと、僕はずっと30年間、放送作家でフジテレビでやってきましたけど。日枝さんがやってることですごい嫌な思いをしたかどうかは別問題として、やっぱ影響力は絶大で」と回想し、「人事でいうと、社長もそうですし。日枝さんに気に入られて、認められて社長になってったと思うんですよ」と明かした。
「フジテレビって僕すごい好きだし、お世話になりましたけど。若いころはいいですけど、だんだん上に行けば行くほど“フジテレビをいい会社にする”というよりも“日枝さんに認められて、気に入られて、どう社長になるか”っていうような空気が僕はあったと思うんですよ」と振り返った。「その体制が、“楽しくなければテレビじゃない”って言いましたけど、80年代からあそこで当たって来た空気感をずっと引きずって来てて、いいところもあるんですけど、アップデートしなきゃいけないところがしきれなくて、いろんな問題が起きてると思うんです」と見解を披露。
石井アナが「ちょっと長く居すぎた?」と日枝氏について聞くと、鈴木氏は「僕は現場でやっていて、テレビが“オールドメディア”とか言われてますけど、変えなきゃいけないことを変えれなかったと思うんです」などと話した。
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