架乃ゆら、芝居に向き合うため昨年セクシー女優を引退 映画公開で反響に期待「見た方がどんなことを思うのか」

俳優の架乃ゆらが8日、都内の新宿K's cinemaで行われた映画『ナマズのいた夏』の初日舞台あいさつに登壇。主演の中山雄斗、松山歩夢、メガホンをとった中川究矢監督と本作の見所を語った。

舞台あいさつに登壇した架乃ゆら【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した架乃ゆら【写真:ENCOUNT編集部】

ヒロイン役で映画『ナマズのいた夏』に出演

 俳優の架乃ゆらが8日、都内の新宿K’s cinemaで行われた映画『ナマズのいた夏』の初日舞台あいさつに登壇。主演の中山雄斗、松山歩夢、メガホンをとった中川究矢監督と本作の見所を語った。

 架乃は、2017年11月にセクシー女優デビューを果たし、『恵比寿★マスカッツ』のメンバーとしてバラエティーでも活躍。『グッドバイ、バッドマガジンズ』、『僕の月はきたない』といった映画作品への出演、演劇の舞台を経験し、昨年7月より芝居に向き合うためにセクシー女優を引退した。

 本作は、おとろえゆく地方都市を舞台に、生きづらさを抱える若者たちとベトナム人技能実習生との交流をアメリカナマズなどの外来生物の生態と重ね合わせて描いた青春群像劇。セクシー女優引退後、初の映画出演となった架乃はヒロインの結衣を演じた。

 自身の役柄について、「結衣さんはお仕事で性風俗をされているという情報があり、私はもともとセクシー女優をやっていたので近しい部分を感じました」と言及。「似ている所があったので、そこから結衣さんとは向き合いやすくなりました」と振り返った。

 主演を務めた中山については、「最初に顔合わせでお会いした時、すごくクール、無口で怖かった。私は人見知りなので、仲良くなれるかな? と不安な気持ちになりながら撮影に入りました」と第一印象を告白。現場入りしてからは印象に変化があり、「知れば知るほどクールではなく、小学生男子みたいでした。ロケが多く車で移動する時間が長かったのですが、みんなが疲れていて寝たいのに、中山さんはずっとなぞなぞを出し続けていました」と暴露した。

 松山の印象は、「中山さんが小学生男子な分、すごく大人に見えました」と話し、「撮影していく中で 3人のバランスがいいなと感じて、それは撮影にも反映できたと思います。仲良くなれてよかったです」と絆をアピールした。

 作品の公開を受け、「映画が上映されてエンドロールが流れながら主題歌『川辺にて』を聞いて、見た方がどんなことを思うのか、今から楽しみです」と期待。ヒットを願い、「これからいろんな大変なことがあると思うのですが、そんな時にこの映画が思い出せるような作品になっていたらいいなと思っています」とメッセージを送った。

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