綾瀬はるか、アカデミー賞ノミネート米監督に日本の飴レクチャー “綾瀬節”に会場笑い

俳優の綾瀬はるかが8日、都内で行われた映画『野生の島のロズ』の公開記念舞台あいさつに登壇した。同作にまつわるエピソードを語った。

舞台あいさつに登壇した綾瀬はるか【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した綾瀬はるか【写真:ENCOUNT編集部】

映画『野生の島のロズ』で日本語吹き替え担当

 俳優の綾瀬はるかが8日、都内で行われた映画『野生の島のロズ』の公開記念舞台あいさつに登壇した。同作にまつわるエピソードを語った。

 同作は、米作家ピーター・ブラウン氏の著書『野生のロボット』シリーズが原作。野生の島で起動した最新型アシストロボットのロズ(綾瀬)に、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく様を描く。アカデミー賞の長編アニメーション部門にノミネートされている。

 艶やかなワンピースで登場した綾瀬は、今作の日本語吹き替えの収録を振り返って「ああいうしっかりしたロボットの声は初めて。最初マニュアルで『何とかです』というところから、徐々に変わっていく過程が、やってて自分の中で違和感があって。急に『何とかです』と言ってるのが『何とかなの?』となるのが『ん?』と。それで監督と『どうですかね?』とけっこう話し合って。『いや、意外にいいですよ』みたいな感じで、『いや、どうですかね~? もう一回やっていいですか?』とやっていました」とキャラクター作りの苦労を語った。

 また、来日したクリス・サンダース監督との対話を振り返って綾瀬は「日本語で何かおすすめの食べ物みたいな話になって、『監督、何か好きですか?』と聞いたら、『僕はウイスキーとキャンディーで生きてるから』」と言われたと明かし、「それで『へぇ~!』と言って、『こんな飴もあるよ』と教えてあげました」といつもの綾瀬節で会場の笑いを誘った。

 同舞台あいさつには柄本佑、鈴木福も出席。映画のアンバサダーを務めるハリセンボンの近藤春菜、箕輪はるかがイベントの司会を務めた。

次のページへ (2/2) 【写真】映画『野生の島のロズ』公開記念舞台あいさつの様子
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