錦戸亮「ずっと寒~いところで毛布にくるまって」 カメラ映らず10時間…撮影参加に阿部寛は感謝
俳優の錦戸亮が8日、都内で行われた映画『ショウタイムセブン』の公開記念舞台あいさつに登壇した。同作にまつわるトークで会場を盛り上げた。
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映画『ショウタイムセブン』公開記念舞台あいさつ
俳優の錦戸亮が8日、都内で行われた映画『ショウタイムセブン』の公開記念舞台あいさつに登壇した。同作にまつわるトークで会場を盛り上げた。
公開まで極秘であった、物語の発端である爆破テロ事件の犯人役を演じる錦戸。今回、同映画のイベント初参加を果たした。上映後にイベントとあって、司会から、観客が怖がっているかもしれないと言われて錦戸は「そんなことないでしょ!」と笑った。
錦戸は役柄上、演技をする共演陣の画面に向かって、離れた場所でリモート撮影していたと説明して「ずっと寒~いところで毛布にくるまっていた。けっこう待つときもあるんですよね。で、いきなり本番始まって『あ、俺(セリフなどを)言わなきゃアカン!』となった。そこの緊迫感が一番あったかもしれないですね。皆、一生懸命撮影しているんで、静かなところに1人でいるから、(現場の流れに)気づかないときがあるんですよ」と話した。そんなに寒かったのかと確認されて「空調はすごい効いてましたね(笑)」と述べた。
主演の阿部寛は「錦戸さんが出てくるまで、ずっと僕なんかの芝居を付き合ってくださって。1日いらしたときは10時間とか。(カメラに)映らないのに来てくださった」と明かし、その後も「毎日来てくださってね。なるべく会わないようにしているのがすごいつらかった。そこもなんか、実際撮影に生かされたことがうれしくて。今日はなんか、こうやって一緒のところに立てるのがすごいうれしいです」とほほ笑んだ。
他方、錦戸は「待ち時間もたくさんあって、その間に、阿部さんが出られていた音楽隊の映画(『異動辞令は音楽隊』)を見ながら(笑)。僕はブースの中で、1人でタブレットで見ながら。(本番の度に)それを止めて、阿部さんとお芝居する。すごいぜいたくな気持ちしましたね」と回顧。それを聞いて阿部は「うれしいです」と照れ笑いを浮かべた。
同舞台あいさつには竜星涼、生見愛瑠、渡辺一貴監督も出席した。
同作は、韓国で大ヒットを記録したキム・ビョンウ監督の映画『テロ, ライブ』(2013年)が原作のリアルタイム型サスペンス・エンターテインメント。国民的報道番組『ショウタイム7』を降板させられ、抜け殻のように日々を送っていた元人気ニュースキャスター・折本眞之輔(阿部)が、爆破テロ事件の犯人から交渉役に指名され、キャリア復帰を賭けた独占生中継を始める姿を描く。
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