フジテレビ、「再生・改革プロジェクト本部」を設置 社長が本部長で「再発防止・風土改革」に重点
中居正広氏と20代女性とのトラブルに端を発した問題で揺れるフジテレビは7日、企業公式サイトを更新し、同社常勤役員の会議(常務会)において、「再生・改革プロジェクト本部」の設置を決定したと発表した。本部長は清水賢治新社長で「課題に真正面から向き合い、組織の在り方を見直し、信頼とブランドの再構築を目指します」としている。

人権意識に関する研修、内部通報制度の拡充・通知方法の見直しなども
中居正広氏と20代女性とのトラブルに端を発した問題で揺れるフジテレビは7日、企業公式サイトを更新し、同社常勤役員の会議(常務会)において、「再生・改革プロジェクト本部」の設置を決定したと発表した。本部長は清水賢治新社長で「課題に真正面から向き合い、組織の在り方を見直し、信頼とブランドの再構築を目指します」としている。
以下、「再生・改革プロジェクト本部」の発表内容。
1.構成 当本部では、本部長の元、「再発防止・風土改革」など複数のワーキンググループ(以下、「WG」)を設置します。WGメンバーは、現場の率直な意見を反映させるために中堅・若手を中心に構成します。あわせて外部の専門家の知見も取り入れながら、具体的かつ実効性のある改革を、本部長が先頭に立って速やかに実行に移します。
2.取り組みの流れ 当本部では、まず「再発防止・風土改革」に重点を置いて、取り組みを開始します。本部長はすでに現場との話し合いを開始しており、意見や実態を広く吸い上げ、改革案に反映していきます。誰もが働きやすく、個人の意思が尊重される職場環境を目指して、人権意識に関する研修、内部通報制度の拡充・通知方法の見直し等、多岐にわたる項目を、目に見える形で変えていきます。
3.今後の方向性 今回の事案では、「コンプライアンス」と「ガバナンス」の特に運用面において、課題が見られました。フジテレビと株式会社フジ・メディア・ホールディングスは第三者委員会に調査を委嘱しておりますが、必要な対策は自主的に進めつつ、今後の調査結果を踏まえて、より一層適切な措置をとってまいる方針です。また、当本部の取り組みに関しては、随時情報を開示していく予定です。
