お笑い芸人の小籔千豊が7日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』（月～金曜午後1時50分）に出演。番組では、『M-1グランプリ2024』ファイナリストで双子コンビ・ダイタクの吉本大、お笑いコンビ・9番街レトロのなかむら☆しゅんが、違法オンラインカジノで賭博をした疑いがあるとして、警視庁から事情聴取を受けていることが判明したことを取り上げた。

　2人が所属する吉本興業は5日に公式ホームページで、「弊社所属の一部タレントにつきまして、コンプライアンス違反の疑いがあることが判明したため、現在、外部弁護士等を交え、事実関係を調査中でございます。このため、事実関係等が確定するまでの間、一部タレントは活動を自粛することになりました」と匿名の形で報告した。

　事務所の先輩にあたる小籔は、任意聴取が行われた段階と伝えられると「いろいろわかった状態になって、何か処分が決まったりとかしたら、粛々とそれを受け入れてほしいなと思います」とコメント。「あの子ら2人はおもろいし、ええ子です。だからもったいないな、残念やな、これから売れそうやったのになという気持ちがあります」と率直な思いを口にした。

　また、「僕、『ええ？』っと思っていろいろ調べたら、『こういう風なオンラインカジノありますよ』っていうCMがネットの中で流れていたりとか。それについて、流していたプラットホームとか、そういうところに対しても処分はあるのか。いえば、どっかのお店で『これ売ってます』って言うから、『ほんなら買おうか』って言うたら、『それアカンやつやないか』って言われたら…。それアカンやつ、認識不足ではあるんですけど。じゃあ、売ってた方、それについてCMやってたところもあわせて言ってほしいというか」と誘因となったものへの罰則もないと不公平ではという見解を披露した。

「CMやったり、勧める人がSNSの中におったということも、抱き合わせて考えてほしいっていうか」と続け、「この子らは悪いことしたのかもわかりませんけど、悪いことしたんでしょう。処分があるかもわかりません。それは受け入れてほしいけど、『この子らだけがアカン』みたいな雰囲気になってますけど、売ってたところ、そのアプリとかが普通にダウンロード（DL）できた状態、それがCMしていた、それを勧める人もネットの中にはおったみたいなこともあわせて言ってもらえたらなと思います」と力説した。

　最後に再び「あの子らがあかんことした（のなら）、処分が決まったら、それはちゃんとやってほしいし、反省もしてほしいっていうのはまず第一ですけど」と話した。