双子お笑いコンビ・吉田たちが“双子の日”だった5日、水曜レギュラーを務めるFM大阪『よしもとラジオ高校～らじこー』（月～木曜午後9時）に出演。かつて吉本坂46のオーディションの際、“替え玉”受験したことを明かした。兄・ゆうへいが弟・こうへいに成りすましたという。

　2018年に吉本興業の所属タレントで結成され、22年に活動休止した“坂道グループ第3弾”の選考には、当時の若手芸人がこぞって挑戦させられたという。そこで起きたのが『吉田たち・ゆうへいは2度落ちる』。

　当然2人も参加したオーディション。こうへいは「書類出したんですよ。まあ履歴書みたいなもんですけど、僕とゆうへいなんてほぼ一緒じゃないですかか。書類なんで、小中高、顔写真、全部一緒じゃないですか。誕生日も血液型も。なんか知らんけどゆうへいだけ落ちたんですよ」と一次審査で兄弟の当落が分かれたという。

　共演陣の「何で?」の声に、ゆうへいは「こっちが聞きたいわ!」と強めに返答。こうへいは「二次審査があって、面談とちょっと歌うたってもらいますみたいな、30秒間」というと、「僕、正直行きたくなくて。歌うたいたくなくて、“ごめん、ちょっと行ってくれへん？”ってゆうへいに言って、替え玉受験したんですよ」と告白。驚きの声が上がった。

　こうへいは「その二次試験でゆうへいは落ちて、吉本で唯一2回落ちました」と説明。ゆうへいは「ちょうど二次試験受けた時に、点呼を取るのを当時の僕らのマネジャーがやってたんですよ。バレてましたよ、当然。マネジャーにはね。当時、赤と青のネクタイしてたんですよね、吉田たち。こうへいが赤のネクタイしてて。こうへいに赤のネクタイ借りて着けて、その面接会場に行ったら、点呼のとこにマネジャーがいて。目合って、何も言わずに“そういうことですか”って（理解されたと）。できるマネジャーなんで」と明かした。

　仮に合格していた場合について、こうへいは「そうなったらゆうへいですよ」と口にしたが、ゆうへいは「どっかでは落ちたやろうなと思いますけどね。最終的に受かったメンバーとか見たら」と話した。歌唱審査では『リンダリンダ』を披露したというゆうへいに、こうへいは「オレっぽいチョイスしてくれてるやん」と笑った。ゆうへいは「お前っぽいチョイスというより、30秒やから、僕もそんな受かる気ないから、“何やったらおもろいかな”って。30秒でしょ？　めっちゃゆっくり“♪どーぶーねーずーみーみーたーいーにーうーつー”“あざした”みたいな感じで終わった。美しくなる前（で終わった）」と回想した。

　マネジャー以外に何度も仕事をしたことがある吉本社員もいたというが、ゆうへいは「その人は（替え玉に）気づいてなかったです」と明かした。

　ゆうへいは「絶対、受からすとしたら僕ですけどね。マイケル・ジャクソンとかも好きやし」といまさらアピールすると、こうへいは「じゃあ受かろうとせえよ。“リンダリンダ”じゃなくて、マイケルやれよ、そこで。踊りながら歌ってたら絶対受かってたで。二次試験ぐらい」とツッコミ。ゆうへいも「確かにな」と言いつつ、「そのときはやっぱ若かったし。オレも“そんな頑張れませんわ”みたいなことこあったから」と同一オーディション2度目の落選について振り返った。