昨年4月1日、Sexy Zoneはグループ名をtimeleszに改名すると同時に、新メンバー募集オーディション・timelesz projectを発表した。そして5日、最終審査を迎えるにあたり、佐藤勝利、松島聡、菊池風磨の3人が、最終審査に挑む候補生8人と共に報道陣の囲み取材に応じた。

　6次審査ではRED、BLUEチームに分かれ、timeleszの新曲『Rock this Party』を佐藤、松島、菊池と一緒にパフォーマンス。さらに、候補生8人で『RUN』を披露した。審査結果、結果発表は15日午前10時からNetflixにて独占配信される。

　審査員を務める3人。佐藤は「もう緊張の瞬間といいますか、timelesz projectを始める時も、いろんなお声をいただきましたけれど、自分たちを信じて、そしてこうやってタイプロのオーディション候補生になってくれて……。みんなはもう仲間ですから。今日、新メンバーを決める大事な1日ということでドキドキしていますし、悔いのないよう僕たちも精一杯今日を務めたいと思ってます」と熱い思いを語った。

　菊池は「僕らもそうですし、候補生もそうだと思うし、身内のスタッフも含めて人生を変えるつもりで来たので、今日ここで人生が変わるんだと思うとわくわくします」と心の内を明かす。

　松島は「運命の瞬間が待ってると思う。僕もすごく緊張もしますし、何よりも候補生同士が苦楽を共にして、お互いにしかわからないもの、魅力だったりっていうのを僕らも近くで感じながら、彼らの成長を見守ってきました。このタイプロは僕ら3人もそうですし、スタッフの皆さんもなんですけど、何よりも候補生が作ってくれたプロジェクトだと思ってるので、候補生のみんなには誇りに思ってほしいなと思います。門出になるので、素敵な晴れ舞台を一緒に作りましょう」と、候補生たちにエールを送りながら深い感慨を込めて語った。

　これまでのプロジェクトについて話が及ぶと、菊池は思いをかみしめるように言った。「全てになってしまうなっていう、その瞬間その瞬間に輝きがあって、一秒も取り戻したくないっていう思いがあって。出会いがあって、別れがあって、その全てが本当に愛おしい時間だったなと強く思ってます」。

　また、プロジェクトを通してグループに起きた変化についても触れた。「今回を通してすごくコミュニケーションも増えましたし、より仲良くなった。すごく3人にとっても、候補生を含めた全員においても楽しい時間だったなっていう風に思ってます」と、感謝の気持ちを口にした。

　佐藤は、菊池がオーディション開催を提案した日を特別な瞬間として振り返った。

「グループをどうしていっていいかわからない時期で、なんとなく下を向いているような空間があったところを、すごく前向きなアイデアを風磨くんが言ってくれて、これだったら3人で一緒にいれるなっていうのをすごく感じた瞬間でもあった。新メンバーを含めた新しいグループになって、またずっと3人でいれる。言ってくれた日っていうのは、すごく印象深かったなと思います」

　松島も、自身の心に残る瞬間を語った。「2人からありましたように、どこを気にとっても僕らにとっては名シーンが多くて。僕としては2次審査ですかね、彼らと実際に対面した時に、第一印象と本質の違いっていうのがすごく見えてきて。こんなにも変われるんだっていうのを間近で、対面した36名全員もれなくそうでそこに対する気づきだったり、メンバーは選ぶ側として1歩引いて見なきゃいけない瞬間もある中で、どうしても感情が入ってしまって、ぶつかっていく瞬間があったんですけど、その瞬間に一緒に笑ったり泣いたりできる、感情をむき出しにできる関係性っていうのが、このメンバーでしかできなかったことだと思ってます。2人に対しても、13年一緒にいるんですけど、気づけなかったポイントにも気づけたっていうのも新しい発見としてありましたし、候補生に対してもそうですけど、2人に対する愛も大きくなっていくプロジェクトだったなっていう風に感じてます」と振り返った。