【マリーゴールド】謎のマネジャー兼レスラー・メガトンとは何者なのか ペイントに横縞…出身はメガトン星
ボジラ&タンクのモンスタータッグのマネジャーとして、1.3大田区総合体育館大会で突如マリーゴールドのリングに登場したメガトン。このメガトン、試合では突然「ガオーッ」と叫ぶなど制御不能な動きを見せ、試合後のマイクやバックステージコメントではボジラやタンクが明らかに言っていないであろう翻訳をするなど、まったくもって謎が多すぎる存在なのだ。
![ボジラのマネージャーとして突如出現したメガトン【写真:(C)マリーゴールド】](https://encount.press/wp-content/uploads/2025/02/04145822/dcb439258e408164c6b041be0d22fcbf.jpg)
年始のあいさつは「メガトンって名前になったから、よく覚えとけ!」
ボジラ&タンクのモンスタータッグのマネジャーとして、1.3大田区総合体育館大会で突如マリーゴールドのリングに登場したメガトン。このメガトン、試合では突然「ガオーッ」と叫ぶなど制御不能な動きを見せ、試合後のマイクやバックステージコメントではボジラやタンクが明らかに言っていないであろう翻訳をするなど、まったくもって謎が多すぎる存在なのだ。
マリーゴールド団体内でも衝撃が走った事実(?)がある。メガトンが、メガトン星からやってきたという話だ。
「え? メガトン星なんて聞いたことない? あ、私らは浅草をメガトン星って呼んでいるんだよ! それで何が起こったかっていうと、いろんな選手に『これからはメガトンだ! よく覚えとけ!』って年始のあいさつをしてやったよ(笑)」
メガトンは、今を時めくスーパールーキー・山岡聖怜と同期(山岡もSNSでそうポストしている)となる。1.3大田区では誰にも何も知らされずモンスタータッグのマネジャーとして突如登場し場外戦を含め大暴れ、その後の西日本遠征で選手としてリングに立った。
「大田区はな、今だから言えるけど心臓が飛び出るかと思ったよ(笑)。出番はあんなもんだったのに、めちゃくちゃ長い1日だった……。もう記憶にも残ってねえ……。ボジラはな、すごいパワーファイターだよ。実はリングに上がる前はかわいいところもあるんだぜ。でもな、リングに立つとあの通り“戦士”になる。戦うために生まれてきた、そんな感じがするね。で、魅せ方もどんどんうまくなっている。そんなボジラのマネジャーができるなんて、“ガオーッ”だな」
しかしボジラとタンクは1.3大田区で奪ったツインスター王座を、1.19後楽園で高橋奈七永&山岡の“パッション親子”に奪われてしまう。フォール負けを喫したタンクにキレたボジラが敗者追放マッチを要求、1.26新木場1stRING大会のシングルマッチで敗れたタンクはマリーゴールドを去った。ちなみに選手コールはメガトンが行うという気合の入りようだった。
「せっかくボジラとタンクが戦うんだったら、自分がリングアナをやろうと思ってな。マイクをぶん取ってやったよ。タンク?すげぇ奴だけどまだボジラには及ばないね。これからもボジラの時代は続くぞ」
![バックステージで吠えるメガトンと、メガトンの恐怖を語った勇気みなみ【写真:橋場了吾】](https://encount.press/wp-content/uploads/2025/02/04150038/936d3d2d2d73a8f924815b8b41500212.jpg)
林下戦は「やってやるしかねぇと思ったんだよ。チャンピオン? 大したことねぇよ」
一方のメガトンに興味を示したのが、第2代マリーゴールド・ワールド王者の林下詩美。1.13中日ホール大会でタンクの挑戦を退けた林下は、セコンドとしてちょっかいを出していたメガトンとのシングルマッチを要求した。
「やってやるしかねぇと思ったんだよ。チャンピオン? たかがベルトを持っているだけだろ、大したことねぇよ。ビッグダディ三女なんて知らねぇよ」
1.19後楽園ホール大会で行われたシングルマッチで、5分強で見事に砕け散ったメガトン。試合後のバックステージでは「今日は始まりの始まり」という迷言を残した。話をリングに戻そう。デビュー以来毎試合見せているメガトンの得意技であるメガトンプレスには、ちょっとした秘密があった。
「プレスする前に、両手を挙げて円を作るだろ? あの円はな、浅草寺の雷門をイメージしているんだよ! そうすることでパワーが増して、ズドーンでガオーッだ。噂によるとメガトンプレスを『皇希170センチプレス』(GHC女子王者・天麗皇希の得意技)のパクリと言っている奴がいるみたいだけどな、逆だ! あいつが私の使いたかった技を2年も先に使いやがった。復帰したらメガトンプレスを食らわせて、二度と似た技を使えないようにしてやるよ。GHCの次期挑戦者はメガトンで決定だな」
先述の西日本巡業3連戦のうち、2戦でメガトンと対戦した2024年の新人王・勇気みなみはメガトンについてこう語る。
「ずっと『ガオーッ』って叫んでいて、何を考えているのかわからないというのが正直な感想です。(メガトンプレスを受けて)ボジラほどではないですけど、大きすぎました。ボジラやタンクとは違う厚みというか、怖さがありましたね」
まったくもってつかみどころがないメガトンだが、今後の目標を聴いてみると……。
「ベルト全部(を獲る)。ワールドも、UNも、ツインタワーも、スーパーフライ(55kg以下限定)も。(え? スーパーフライも?)計量はメガトン星からメカに詳しい奴連れてくるから。体重計に細工するくらい余裕なんだよ。絶対バラすなよ。試合ができたら55キロのひょろひょろになんか負けねーよ」
本気か冗談かわからないことを語るメガトンだが、彼女には違う一面があった。
(6日掲載の後編へ続く)
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