【豊臣兄弟!】坂井真紀、3度目の仲野太賀の母親役 「愛情を注げる機会いただけました」

NHKは4日、俳優・坂井真紀が2026年放送の大河ドラマ『豊臣兄弟!』で豊臣兄弟の母・なかを演じると発表した。

なか役の坂井真紀【写真:(C)NHK】
なか役の坂井真紀【写真:(C)NHK】

2026年放送の大河ドラマで豊臣兄弟の家族を演じる新たな出演者発表

 NHKは4日、俳優・坂井真紀が2026年放送の大河ドラマ『豊臣兄弟!』で豊臣兄弟の母・なかを演じると発表した。

 作品は強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡、夢と希望の下克上サクセスストーリー。仲野太賀が主人公・豊臣秀長を、池松壮亮が秀長の兄で天下人となる秀吉を演じ、脚本は八津弘幸氏が務める。

 坂井が演じるなかは豊臣兄弟の母。夫を早くに亡くし、女手一つで二男二女を育てる。息子たちの異例の出世に喜びやとまどいを感じながらも温かく見守り、天下人となった秀吉が関白に就任すると「大政所」と称されるようになる。

 坂井のコメントは以下の通り。

――今回、なか役のオファーを受けたときの率直な気持ちを教えてください。

「これまでそうそうたる方々が演じており、その人物像もさまざまな印象を持たれている女性ですので、この作品でどのような『なか』を誕生させられるか、大きな喜びと共に身の引き締まる思いでいっぱいです」

――役柄説明や台本を読んで『豊臣兄弟!』におけるなか像をどう感じたのか、どのように演じたいと思われたのかを教えてください。

「子供たちを温かく見守り、時に背中を押し、母親としての優しさと強さを持った女性と感じました。子を思う親の気持ちは普遍的なものであると思います。この時代を生きる母としての生き様をしっかり演じ、戦っていきたいと思います」

――自身にとって大河ドラマとは、どのような思いのあるドラマでしょうか。『豊臣兄弟!』出演にあたっての思いと併せて教えてください。

「いつでも大河ドラマから声をかけていただけるような俳優でいたいと、俳優をはじめてからずっと思い続けてきました。大河ドラマへの出演は、夢であり目標であり特別なことです。楽しみにしてくださっているたくさんの方々のために全力で取り組みたいと思います」

――八津弘幸さんの作品への出演は初めてでしょうか。八津作品の印象や、『豊臣兄弟!』の脚本に関して楽しみにしていることがありましたら教えてください。

「『赤めだか』という2015年にTBSで放送されました落語家立川談春さんのエッセーをドラマ化した作品でご一緒させていただきました。さまざまなジャンルの八津さんの作品を拝見しておりますが、いつでもワクワクドキドキと見ている私たちを楽しませてくれます。登場人物たちの人生のでこぼこ道をどのように歩ませてくださるかとっても楽しみです」

――共演を楽しみにしている方がいましたら理由とともに教えてください。

「仲野太賀さんの母親役はこの作品で3度目になります。1度目は遠くに旅に出てしまった息子を思う母の役で、撮影現場では一度もお会いすることなく、息子を思い続けました。2度目は、長男ばかりを可愛がり、次男である太賀さんにとてもとても寂しい思いをさせてしまった親子関係でした。万を期しての? 大河ドラマでの母親役。やっと太賀さんとじっくり真正面から向き合い、愛情を注げる機会をいただけました。息子、娘たちを演じる皆さんと楽しい家族を作っていきたいです」

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください