堀江貴文氏がRIZIN復活のキーマンに? 「ホリエモンに経営指南をしてほしい」
RIZINは9日のRIZIN.22に続き、10日にもRIZIN.23を開催した。両日ともに開催場所は横浜に新設されたぴあアリーナMM。1万人を収容できるライブ会場である。
RIZIN.22&23を総括
RIZINは9日のRIZIN.22に続き、10日にもRIZIN.23を開催した。両日ともに開催場所は横浜に新設されたぴあアリーナMM。1万人を収容できるライブ会場である。
もちろん、現在のコロナ禍では国や自治体からの要請により最大でも5000人しか入れてはいけない雰囲気になっている。
だが、今回の2daysは蓋を開ければ初日が2805人で2日目が4410人(ともに主催者発表)。つまりは関係者の予想に反して、まだまだ人々の自粛気分は全く抜けきれていないことが判明したことになる。
そんな中、8日の午後6時に自身のツイッターでRIZINへの来場を予告したホリエモンこと堀江貴文氏がいた。堀江氏のツイートを掲載する。
「誘われたんで実はRIZIN初めて見に行きます。こういうイベントどんどん開催してほしいよね。。勇気ある主催者と思います。周りの圧力とか半端ない中でよくやってると思う」(原文ママ)
この際、堀江氏はRIZIN活動継続のために立ち上がったクラウドファンディングへのリンクを貼って、支援を呼びかけている。
これに関しては、9日のRIZIN.22が終わった段階で榊原信行CEOに水を向けると、「WELCOME to RIZINですよ!」とひと言。
さらには「PRIDE時代には何度か観に来てもらっていたけど、RIZINはまだ観に来てもらっていないっていうのを聞いて、ようやく来てくれることを歓迎します」と付け加えた。
ところが、結局この後、両者は接触することはなかった。理由は単なるすれ違い。コロナ禍とは、それだけ想定し得ない事象の連続である。
ともあれ、RIZIN史上初の2daysを終えた榊原CEOは「PRIDE時代にも2日連続で大会を開催するなんてことはやったことがない。その点では、無事に終えられたことが合格点だし、及第点をあげたいと思う」と自身の挑戦が間違いでなかったことを強調した。いや、この場合は自分にそう言い聞かせているようにも思えた。
さて、2日目のRIZINを終えた段階で、最も気になったことがある。それはやはり朝倉未来である。
今やYouTubeのチャンネル登録数130万人超えの、いわゆる「億り人」に成り上がった未来は、今回こそ怪我のため、大事をとって試合が組まれなかったものの、今後のRIZINにとって、いや、今後の日本格闘技界にとって最重要人物であることは間違いない。