渡邊渚さん、穏やかな笑みで自著イベント開催を報告「会場はあたたかい言葉や優しさに溢れて」
昨年8月末にフジテレビを退職した元アナウンサーの渡邊渚さんが3日、インスタグラムを更新し、今月1日に都内の書店で行われた自身の初フォトエッセー『透明を満たす』(講談社)発売イベントを振り返った。イベント参加者は一定数に限定、メディアの直接取材はNGの厳戒態勢での開催だったが、本人は穏やかな笑みで自著を手にした写真をアップ。感謝の思いをつづっている。
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実は厳戒態勢
昨年8月末にフジテレビを退職した元アナウンサーの渡邊渚さんが3日、インスタグラムを更新し、今月1日に都内の書店で行われた自身の初フォトエッセー『透明を満たす』(講談社)発売イベントを振り返った。イベント参加者は一定数に限定、メディアの直接取材はNGの厳戒態勢での開催だったが、本人は穏やかな笑みで自著を手にした写真をアップ。感謝の思いをつづっている。
イベント開催から2日がたち、渡邊さんが会場の様子を伝えた。
「先日『透明を満たす』発売記念イベントを行いました。直接本をお渡しし、感想を伺うこともでき、会場はあたたかい言葉や優しさに溢れていました。ご来場の皆様、そしてご尽力いただいたスタッフの皆様、本当にありがとうございました」
その上で「全ての言葉に心を込めて書きました。最後まで読んでくださったら嬉しいです」と呼びかけている。
注目度の高さからか、主催者側はメディア側に直接取材のNGを伝え、公式レポートを配信するなどしていた。そして、PTSDを発症したことも踏まえ、この1年半で経験したことなどをつづった5万字の長編エッセーパートと撮り下ろしのフォトパートで構成した同書は、売り切れが続出している。
家族はエッセーを読み、涙を流したという。渡邊さん自身は「つらい思いをさせたのではないか」との心配もあったようだが、“大親友”の妹からも長文メッセージで「なぎちゃんの生き方はかっこいい、憧れのお姉ちゃんだよ」と言葉を贈られ、込み上げる感情とともに感謝の思いがあふれたという。
渡邊さんは慶応大経済学部を卒業後、2020年4月にフジテレビに入社。23年6月に体調を崩し、7月から長期の入院生活に入った。24年8月末で退職。1か月後の10月1日、PTSDを患っていたことを公表した。また、同年11月16日に配信したENCOUNTでの単独インタビューでは闘病生活を振り返り、「正直に言うと、会社も関係するトラブルがありました」「病名を言えなかったのは、会社から止められていたからです」「PTSDになってからは、特定の食べ物とかを見るとそのトラウマを思い出していました」などと話していた。
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