お笑い芸人のチャンス大城が2日、都内のNEW PIER HALLで行われた史上最大の“ピン芸日本一決定戦”『R-1グランプリ2025』の決勝進出者発表会見に出席。初の決勝進出を果たし、地下芸人の逆襲を誓った。

　今年は過去最多の5511人の挑戦者がエントリーし、準決勝には34人が進出。R1で唯一連覇を果たしたなだぎ武（2007・08年大会王者）と、前回大会王者の街裏ぴんくがら参加した審査の結果、ヒロ・オクムラ、ハギノリザードマン、田津原理音（2023年大会王者）、友田オレ、チャンス大城、ルシファー吉岡、さや香 新山、マツモトクラブ、吉住の9人がファイナリストの座を勝ち取った。

　大城は「去年も2回戦で落ちて、準決勝にも行ったことが無かった」と初ファイナリストに歓喜。自身が出演していたカルトなライブを振り返り、「地下芸人の靴擦れ寄席とか、挙動不審寄席とかでMCをやっていた。『芸人はああなったら終わり』とよく言われていたのでホンマに頑張ります」と意気込みを語った。

　決勝戦は3月8日午後6時30分から、カンテレ・フジテレビ系全国ネットで生放送されることが決定。MCには霜降り明星と広瀬アリスが就任し、2組のタッグは5年連続5回目となる。

　会見で行われた抽選の結果、ネタ順は①ヒロ・オクムラ、②チャンス大城、③田津原理音、④ハギノリザードマン、⑤ルシファー吉岡、⑥吉住、⑦さや香・新山、⑧友田オレ、⑨マツモトクラブに決まった。