上白石萌歌、赤楚衛二の演技見て「落ち込んだ」 映画『366日』で共演「本当にすばらしい」
俳優の上白石萌歌が2日、都内で行われた映画『366日』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。主演の赤楚衛二の演技などについて語った。
美デコルテも披露
俳優の上白石萌歌が2日、都内で行われた映画『366日』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。主演の赤楚衛二の演技などについて語った。
同作は、沖縄県出身のバンド・HYの名曲『366日』(2008年)がモチーフのラブストーリー。沖縄と東京の2都市を舞台に、高校時代に出会った湊(赤楚)と美海(上白石)の20年に渡る純愛模様を描く。興行収入は13億円、観客動員数は100万人を突破したことが明らかになった(2月2日調べ)。
この日は、湊が美海からのメッセージが入ったMDにまつわるシーンについて、赤楚は台本を読まずに撮影したと明らかに。赤楚本人は「一番最初、本読みの段階ではちょっと読んじゃってはいるんですけども、『ところどころ変えたよ』というのを聞いてからは、絶対に一発で、美海の言葉というのを感覚的にお芝居したいと思いまして、ぶっつけ本番でやりました」と説明。
続けて赤楚は「(撮影前の)段取りはしたけど、聞いてなかった気がする。いや、聞いたかもしれない」と笑い、「撮影も東京編の終わりの時期に撮っていたので、湊としての思い出も積み重なった状態で撮影できた。なんか言葉がひとつひとつ刺さって。台本でふんわり覚えていること以上のことがMDから聞こえてきたので……泣いちゃいました」と振り返った。
横でじっと聞いていた上白石は「声録り(こえどり)という形で、シーンを見ながらやる、というシーンがあるんですけど、それで初めて赤楚氏のお芝居を見て、なんかこう……『ウワ~!』って落ち込んだ」と告白。「なんてすばらしい表情なんだろうと思って。『はたして自分はこれに見合うお芝居ができていたんだろうか』と帰り道にものすごい落ち込むくらい、本当にすばらしいお顔をしてて」と繰り返した。
赤楚は「いや、琉晴(中島裕翔)との病院のシーンは負けました。僕も落ち込みました」と健闘を称え合った。