声優で俳優の土屋神葉が2日、都内で行われた映画『鬼ベラシ』（今夏公開予定）の予告編解禁プレミアイベント後の囲み取材に出席した。

　同作は、日本で唯一「鬼」の字が使われる1万人にも満たない自治体・愛媛県北宇和郡鬼北町を舞台に、鬼のキャラクターを主軸に製作されたオリジナルの妖怪バトルエンターテイメント。人間と鬼の混血「鬼女」を根絶すべく、鬼同士が戦うツノ狩りが繰り広げられる。

　動員100万人を突破した劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX（ガンダム　ジークアクス）』のシュウジ・イトウ役で話題の土屋は、『鬼ベラシ』の出演について「本当にアットホームな感じで撮影していた。これがちゃんとスクリーンにのる映画になるんだ、とあらためて……やっぱりプロの力ってすごいなと監督含めて、作り手側さんの技術がすごいと思いました」と振り返った。

　また、撮影中に苦労したことをたずねられて土屋は「僕、撮影期間、ちょうど胃を潰していたんですよ」と告白。「胃がすごく痛かった時期だったんですよ。なので、初日に、（愛媛県の郷土料理である）五色そうめんを食べて、めちゃくちゃうまいんですけど、胃が痛いから、おかわりができないのがすごく苦痛だった（笑）。次行ったときは完璧な状態で五色そうめんを食べたいです」とリベンジを宣言した。

　同イベントには、STU48で主演の中村舞、濃宙花、ガールズユニット・iScreamのYUNAとHINATA、俳優の杏花に加え、鬼北町の兵頭誠亀町長も出席。特報予告編、ティザービジュアルなどが発表された。