明石家さんま、フジ日枝相談役との思い出明かす “ひょうきん懺悔室”では頭から水
タレントの明石家さんまが1日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。元タレントの中居正広氏の女性トラブルをきっかけにガバナンスの機能不全を指摘されたフジテレビで、87歳にして影響力を持つことでやり玉に挙がっている日枝久取締役相談役について思い出を語った。
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3時間の生特番を見守っていたというエピソードも
タレントの明石家さんまが1日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。元タレントの中居正広氏の女性トラブルをきっかけにガバナンスの機能不全を指摘されたフジテレビで、87歳にして影響力を持つことでやり玉に挙がっている日枝久取締役相談役について思い出を語った。
リスナーが、元日のフジ『新春!爆笑ヒットパレード2025』で爆笑問題・太田光が「フジテレビは潰れます!」「日枝、出て来い!」などと暴走発言をしたことを説明した上で、日枝氏が40代だった編成局長時代の1980年代にビートたけしとさんまが『オレたちひょうきん族』の“ひょうきん懺悔室”に引っ張り出し、頭から水を浴びせたと伝えた。
さんまは「日枝さんが編成局長やったと思うねんけど、(その場に)出て来たって言うのがすごいねん」と感心しつつ、「ホントにそのときに出てきてくれはったっていう感じで。ほんで水をかぶる。野球中継が土曜日で2週続いただけなんです。『ひょうきん』が2週飛んだっていうので、“日枝、出て来い! 編成がおかしい”って言うて、それで分かってて来てくれて」と20代だったころを懐かしそうに振り返った。
また、さんまがメイク担当と結婚式をするという設定の3時間の生特番を、すでに社長か会長に就任していた日枝氏が見守っていたというエピソードを披露した。「『さんまさん、すいません。オープニングだけ見て帰りますけども』って言うて。あまりの面白さに最後までいて、3時間。途中、CM中でも“日枝さん、大丈夫でっか? 仕事あるのに『いや、これは面白いから。ホント、フジのためにいつも一生懸命やっていただいてありがとうございます』って言うて、最後まで、あの時は社長やったかな、会長やったかな、ずっと見てた」と回想。
「そんなフットワークの、(その場に)いなくていいポジションやねんで。なのにわざわざ足を運んでくれて『フジがお世話になっております』って言ってくれる会長ですからね。これは覚えてる」と日枝氏の印象を明かした。
当時について「世間から“フジっ子”って言われてた」としたさんまは、「そのテレビ局がいま大変なので、他の人よりもちょっと心を痛めております」と思いを吐露した。
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