フジのCM差し替え問題 系列局社員の心配絶えず「住宅ローンの話とボーナスの話を延々と」

タレントの東野幸治が31日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜深夜1時)に出演。この日、東京選考会がスタートし、過去最多140組のエントリーが判明した、結成16年以上による漫才大会『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』の先行きを心配した。3回目となる大会は、昨年11月に開催発表され、東野は5月にフジテレビ系で放送予定の『グランプリファイナル』でMCを務めることが決まっている。

フジテレビ【写真:ENCOUNT編集部】
フジテレビ【写真:ENCOUNT編集部】

ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』

 タレントの東野幸治が31日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜深夜1時)に出演。この日、東京選考会がスタートし、過去最多140組のエントリーが判明した、結成16年以上による漫才大会『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』の先行きを心配した。3回目となる大会は、昨年11月に開催発表され、東野は5月にフジテレビ系で放送予定の『グランプリファイナル』でMCを務めることが決まっている。

 東野は「大丈夫なんでしょうか『THE SECOND』」と不安そうに切り出した後、「オレもよう分からんけど、史上最多140組がエントリーして、今年もぼんち師匠、見取り図も! モグライダーも! エントリーしてるそうでございます。ネットニュースでは(参加を公言していた)ダイタクがちょっとエントリーしませんよとか。そういう方もいらっしゃるんで。全然。結構でございます。何か気が向いたらエントリーできるぐらいのハードルの低い大会の方がいいのかなと個人的には思ってますんで」と大会を告知した。

 エントリー開始の12月2日からこの日までの間に、フジテレビの状況が一変。中居正広氏の女性トラブルが明るみになり、社員が関与していると報じられ、2度の会見にCM差し替えが相次ぐなどしている。東野は「フジテレビはいろいろ大変で、果たしてオレは大丈夫なんかなってちょっと思ってるんですよ」と大会のスムーズな開催を憂慮した。

 フジはCM収入が233億円の減収になるとされ、系列各局もダメージを受ける中、東野は収録で訪れた準キー局・関西テレビの様子を告白。「『マルコポロリ!』の収録とか、『(旬感LIVE)とれたてっ!』っていう帯(番組)も月1回いま出てますけど、水曜日とか行った。ほんなら、『ちゃちゃ入れマンデー』のプロデューサーが来て、すごい心配してました。“オレの心配してくれてんのかな”と思ったら、自分の心配でした。何のことない」と明かし、「住宅ローンの話とボーナスの話を延々と。“東京どうなんですか?”みたいな、“フジテレビどうですか?”みたいな。自分のことばっかりや。カンテレの心配、とにかくボーナスが欲しいと思いますが」と続けた。

 東野は「FNS系列の人からすると、“どういうことなん?”っていう話で。いろいろCMが流すことできないとか、広告費が入ってこないとか、いろんなことあって大変なのは分かりますけど、そんな状態でございます」と話した上で「そんな中、『THE SECOND』始まろうとしてると。無事、決勝まで行けたら御の字っていうことでございますから」と本音を吐露。最後に「ぜひ、漫才師の皆さん、参加する皆さん、頑張ってほしいと思います」とエールを送った。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください