シンガー・ソングライターで俳優の藤原さくらが、31日より、ポプラ社が運営するストーリー＆エッセーマガジンサイト「WEB asta」にてエッセー『さくらのひとやすみ』の連載を開始することが同日に発表された。藤原にとって、エッセーの連載は初の試みとなる。

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　本作では、2024年夏に訪れたヨーロッパを舞台に、旅先での経験や感じたことをエッセイとして綴っていく。また、各回のテーマに合わせて藤原自身が描き下ろしたイラストが挿絵として使用される。軽やかで親しみやすい文体と、ポップでかわいらしいイラストが特徴となる。

　序章では、「ひとやすみ」をテーマに、ヨーロッパでの旅を通じて休むことの意味や大切さについて考えた内容が綴られている。現代社会に生きる多くの人に共鳴するメッセージが込められており、読者に新たな視点を提供するものとなりそうだ。なお、このエッセーは毎月末に更新される予定。

　藤原は2025年にデビュー10周年を迎え、音楽活動や俳優業に加え、執筆活動にも挑戦し、その活躍の幅をさらに広げている。

　藤原のコメントは以下の通り。

○藤原さくら
「まだ上手く掴み取れたわけではないのですが、生きる上でとても大切なことを言葉にできるようになってきました。そしてそれが本当の意味で自分の心に定着するまで、あと少しな気がしています。周りが決めた何か、常識と思われていた何か、自分が勝手に決めた何かから解放されるのを、ただ待っているだけではなく、自分から迎えにいってあげたいです。ふざけながら、おどけながら！　共に旅しましょう」