ケビンス、結成4年で「やりすぎくらい変化を見せ続けた」 さらなる飛躍を誓い「1年間ウケ続けたい」
お笑いコンビ・ケビンスの冠番組『ケビンスの取扱説明書』が、31日午後10時30分からCS放送「映画・チャンネルNECO」にて放送される。ケビンスは、結成わずか1年でM-1グランプリの準決勝進出を果たし、山口コンボイの“コンボイジャンプ”もSNSでバズり、ライブシーンを中心に人気急上昇中。彼らの魅力に迫る90分の特番では、コンボイが少林寺アクション、街ブラロケ、ゲテモノ食材を使った料理番組、お色気ドッキリなど、さまざまな企画にチャレンジしている。放送を前にコンボイと仁木恭平が番組の見所、2025年の目標を語った。
CS放送「映画・チャンネルNECO」で冠番組を放送
お笑いコンビ・ケビンスの冠番組『ケビンスの取扱説明書』が、31日午後10時30分からCS放送「映画・チャンネルNECO」にて放送される。ケビンスは、結成わずか1年でM-1グランプリの準決勝進出を果たし、山口コンボイの“コンボイジャンプ”もSNSでバズり、ライブシーンを中心に人気急上昇中。彼らの魅力に迫る90分の特番では、コンボイが少林寺アクション、街ブラロケ、ゲテモノ食材を使った料理番組、お色気ドッキリなど、さまざまな企画にチャレンジしている。放送を前にコンボイと仁木恭平が番組の見所、2025年の目標を語った。
冠番組の放送が決まり仁木は、「感謝しかないですね。コンボイは運動能力がある分、理解力の低さというのを出す機会が無かった。自分たちのラジオ、言葉でしか証明できなかったので、肉眼で見てもらえるのがうれしいです」とコメント。コンボイも「魅力を出せる場面が意外と無かった。あってもライブ、内輪内輪に入ったものなので、大掛かりにできたのはうれしかったです」と喜んだ。
ロケの手応えを聞くとコンボイは、商店街ロケを回想しながら、「普段劇場とかで小学生と会話が上手くいかなくて無視されたりするのですが、仁木の指示通りに話しかけたら小学生が食いついてくれた。今年31になるんですけど質問をちゃんとする大切さを学びました」と新たな発見に笑顔。仁木はお色気ドッキリが印象に残っているそうで、「ファンの方も『コンボイの倫理観、大丈夫か?』と不安な部分だと思う。コンボイは、吉本芸人特有の女性と遊ぶ、女性と仲良くするというのを“行く”というタイプなので。不安だったのですが、結果としてはよかったです」と予告した。
2人はもともと別々のコンビで活動していたが、芸人仲間との草野球で出会い、コンボイのスター性に惹かれた仁木が誘う形でコンビを結成。仁木は「マンパワーがある人と組みたいと思っていて、コンボイは運動能力を発揮していた。組んでみるのもいいかなと思い始めたくらいに、昔のネタ動画を見たのですが、全部間違っていた。スターになれるのにもったいない。全部間違っているという意味でコンビ結成を持ちかけました」と振り返り、コンボイは「ケビンスを組む前は、ツッコミで上下青のセットアップ、どこにでもいる売れていないお笑い芸人みたいな感じでした。これで絶対に行けると根拠のない自信があったんです。その自信を結果に行って変えてくれた感じはあります」と感謝した。
1月1日で結成から丸4年。躍進した4年間について仁木は、「基本ブレーキは踏んでいない。やりすぎくらい変化を見せ続けた。舌の肥えたお客さんを育ててしまっていないかという不安があります。吉本に入ってから全員にウケようと思ったので、局所的なのも狙っていきたい」と語り、「僕の被害妄想かもしれませんが、ケビンスはテレビを作っている人から舐められていると感じることがある。ちゃんとできるぞというのを含めて、この番組を見ていただけたらと思います」とアピールした。
賞レースへ向けては、「賞レースの結果が上手くいくにはどうしたらいいか考えたら、賞レースだけ頑張っても仕方がないので、1年間続けてウケ続けたい」と話し、「令和ロマン、エバース、近い所で言えばダイタクさんがスベっている所を見たことがないくらい1年間ウケ続けている。それは大事だと思います」と言及。「オレらに関しては、コンボイがよくネタを飛ばすんですけど、賞レースになると飛ばさない。それが逆に腹が立つ。『大丈夫でしょ?』と心配そうな目で見てくれるお客さんがほとんどなので、手放しに笑えるような芸人になりたいですね」とさらなる飛躍を誓った。