『THE SECOND』は『M-1』から「移行する大会じゃない」 王者が見解「日の目を浴びなかったけど頑張る大会」
お笑いコンビ・とろサーモンの久保田かずのぶと、ウエストランドの井口浩之が28日、テレビ朝日系『耳の穴かっぽじって聞け!』(火曜深夜2時34分)に出演し、『M-1グランプリ』への参加資格が消滅した芸人への配慮を求めた。
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『耳の穴かっぽじって聞け!』
お笑いコンビ・とろサーモンの久保田かずのぶと、ウエストランドの井口浩之が28日、テレビ朝日系『耳の穴かっぽじって聞け!』(火曜深夜2時34分)に出演し、『M-1グランプリ』への参加資格が消滅した芸人への配慮を求めた。
この日は、昨年、芸歴制限で“最後”のM-1グランプリに挑んだトム・ブラウンが、決勝前日、当日、翌日の3日間を本音でつづった日記を紹介。残念ながら6位で終えた本番後、布川は荻窪で1人、朝5時頃まで飲んでいたが、気持ちの整理ができなかったという。
昼頃からの収録時、合間にひたすらLINEの返信。「次、SECOND頑張ってね」「SECOND優勝あるよ」といった慰めのメッセージが多々あったそうで、布川は「その人に対して、何も嫌な気持ちはない」としつつも、「昨日(M-1決勝)のことをエグられてる気持ちになる」と心境を吐露した。
一方で、「『出たい』『出るしかないか』という気持ち」が沸かなかったことから、「SECONDには出ない」という気持ちだけは整理できたという。
この告白について、久保田は「ちょっと言いたいな、これは」と切り出し、「15年やったやん。頑張ったやん。桜、ホントは咲きたかった。この人たち(トム・ブラウン)は、ちょっと桜が出てきた感じ。で、負けました。散りました」とコメント。「なんか、つかつかって誰か来てさ、『もう散ったんで、あっちの桜、見に行かないですか?』って……」とし、「あのね、散るところが一番この人の生き方が見えてて、一番悔しくて、考えたいことがたくさんある。15年を次の日の1日で整理する時間で、こういうLINEとかはあまり、せんといてほしいな。なぜなら、あんたの人生じゃないから」と苦言を呈した。
続けて、久保田は「セカンドって次に行きたいのはこいつら(トム・ブラウン)が一番分かってる。そこではないセカンドを探してるわけで……」とも。これには井口も「芸人……勝負してる人だからこその感情かもしれないですけど……。これ、ホントに微妙なところで……。そういうことじゃないんですよね」と同調し、芸歴制限がないTHE SECONDについては「チャンスがあったけどダメで次賭けるとか、日の目を浴びなかったけど頑張る大会であって、M-1の15年を超えたら移行する大会じゃない」と断言した。
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