24時間マラソン・坂本雄次トレーナー、妻との出会いは15歳 339通目は「棺の中に入れた」
24時間マラソンの指導者として知られる坂本雄次トレーナーが29日、都内で行われた『天国ゆきのラブレター』の出版記念トークショーに、徳光和夫、大島美幸とともに出席。妻・節子さんとの思い出、夫婦愛などについてトークを繰り広げた。
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坂本トレーナーは数々の著名人のトレーニングを担当
24時間マラソンの指導者として知られる坂本雄次トレーナーが29日、都内で行われた『天国ゆきのラブレター』の出版記念トークショーに、徳光和夫、大島美幸とともに出席。妻・節子さんとの思い出、夫婦愛などについてトークを繰り広げた。
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24時間マラソンは、チャリティー番組『24時間テレビ』(日本テレビ系)の恒例行事。坂本トレーナーは同企画の立ち上げから携わり、数々の著名人のトレーニングを担当してきた。
2024年3月に亡くなった妻・節子さんとの出会いは15歳のとき。同作では、それから2人の間でかわされた339通もの手紙とともに、61年間の夫婦生活を振り返っている。
出版を決めた経緯は「片割れがいなくなると、どう対処していいか、空洞の埋め方がわからなくて、ロスに陥ったわけです」と吐露し、「ふと、結婚する前は節ちゃんがどんな気持ちでいたのか振り返りたくなった。独身時代に交わした手紙が残っていることに気づきまして、交互に読み返したのがきっかけでした」と明かした。
最後につづった339通目については「棺の中に入れたんです。出棺するときに『読みながら行って』って」と坂本トレーナー。長い間、トレーナーとしてサポートしてきたが、この原点については「人を支えるってなんなんだろうな、教えるってのは、ずっと考えてきた気がします。教えてくれたのは多分彼女だと思う」と口にした。
11年、13年に24時間マラソンランナーに挑戦した徳光、大島。実際に坂本夫婦からのサポート受けた徳光は「最高のサポーターだなって思う。そのサポーターをサポートしたのはまさに節子さん」と絶賛した。
大島は「いろいろなこと教えてもらって、(坂本トレーナーからの言葉で)1番印象に残っているのが『24時間走るときは痛みがくる。痛みは、向き合うんだ』って」と回顧し、「痛みと向き合ったことなかった。痛みは逃してきたんです。『それは自分から出た痛みだから向き合って』と言われて、ハッとして、坂本先生に心開いてなかったんだって。人に心を開かないと向こうも開いてくれないんだって。坂本先生と節子さんのおかげです」と感謝していた。
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