【おむすび】愛子と聖人、結婚の裏設定“解禁” 制作統括「見返り求めない聖人の姿に…」

俳優・橋本環奈が主人公・米田結を演じるNHK連続テレビ小説『おむすび』(月~土曜午前8時)の第94回が2月13日に放送され、愛子(麻生久美子)が名古屋の父に勘当され、仲直りをしないまま親が亡くなり後悔していることが描かれた。これまで愛子は名古屋の元ヤンキーで、家出同然の形で家を出て神戸で出会った聖人(北村有起哉)と18歳の時に結婚したことが描かれている。

愛子を演じる麻生久美子【写真:(C)NHK】
愛子を演じる麻生久美子【写真:(C)NHK】

元ヤンキー愛子が18歳の時、まじめな22歳の聖人と結婚した理由

 俳優・橋本環奈が主人公・米田結を演じるNHK連続テレビ小説『おむすび』(月~土曜午前8時)の第94回が2月13日に放送され、愛子(麻生久美子)が名古屋の父に勘当され、仲直りをしないまま親が亡くなり後悔していることが描かれた。これまで愛子は名古屋の元ヤンキーで、家出同然の形で家を出て神戸で出会った聖人(北村有起哉)と18歳の時に結婚したことが描かれている。

 SNSなどでは、聖人はこれまでとてもまじめな人物として描かれており、ヤンキーで、まだ18歳の愛子となぜ結婚したのかといった疑問の声も多々あった。制作統括の宇佐川隆史氏が取材に応じ、ドラマでは描かれていない裏設定を明かしてくれた。

 宇佐川氏「聖人は親切心から、家出して帰る場所がなかった愛子を、神戸の自分の家に寝泊まりさせることに。聖人は本当に親切心で、狭い部屋だろうが関係なく寝泊まりさせていたんですね。それから1カ月、出て行けとも言わず、金銭などの見返りを求めることもない聖人の姿に、愛子は感動。『こんな誠実な人は見たことない』と愛子が聖人にほれた…というのが、ふたりの馴れ初めです。ただ、この件は既に、視聴者の方がSNSで楽しく想像していただいているのを拝見しました。本当にありがたく、感謝しています。ですので今は、その皆さんの説すべてが正しいと思っていただけたら(笑)」と明かした。

 聖人と愛子の結婚については昨年12月に放送された第53回で聖人が愛子にプロポーズする様子が回想シーンとして描かれた。聖人は22歳、愛子は18歳だった。聖人は長髪でギターを奏で、吉田拓郎の『結婚しようよ』の歌詞を引用しながら「僕の髪が君と同じ長さになったら結婚しよう」とプロポーズしていた。

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