辰巳ゆうと、昨年出場できなかった紅白歌合戦への思い吐露 「出たい」ではなく「出るんだ」
歌手の辰巳ゆうとが28日、都内で行われた新曲『運命の夏』発売イベントに出席した。

新曲『運命の夏』発売イベントに出席
歌手の辰巳ゆうとが28日、都内で行われた新曲『運命の夏』発売イベントに出席した。
愛車は日本にわずか5台の超希少アメ車…ハーレーも乗りこなす52歳俳優のクルマ&バイク愛(JAF Mate Onlineへ)
今年デビュー8年目を迎えた辰巳。明日の1月29日には9枚目の新曲となる『運命の夏』を発売するが、この日は南国リゾート風のレストラン「バリラックス ザ ガーデン新宿」でイベントを開催。
辰巳は現在公演中の「松平健芸能活動50周年記念公演」にも出演しており、1月26日まで行われた博多座公演を終えたばかり。辰巳は「公演中は、松平健さんからお芝居のアドバイスをいただくなど、日々勉強させていただいています」と大きな刺激を受けていることを明かすと「松平さんはあまり感情を表に出さない感じなのですが、毎回『迷宮のマリア』を歌わせていただく前に、よくお話をさせていただくのですが『話が上手だね』と褒めてくださることもあり、とても嬉しいです」と語っていた。
昨年の第66回日本レコード大賞では、自身が歌う『迷宮のマリア』が編曲賞を受賞。一昨年に『星くずセレナーデ』の作曲家協会選奨受賞でステージに上がったことに次いで、2年連続でレコード大賞の舞台に立った。辰巳は「スタッフ、先生方、応援してくださるファンの方に支えられて2年連続レコード大賞のステージに立たせていただきました。どのステージも大切に臨んでいますが、やはりレコード大賞の舞台は重みがあり責任感を感じます。とても光栄な経験で、また一つ階段を上がれたような気がします」と回顧していた。
この日は、新曲『運命の夏』を生歌唱。伸びのある声でアップテンポなポップスを歌い上げた。辰巳は「今回振り付けもいろいろ先生方に考えていただき、アロハポーズをモチーフにした振り付けが、皆さんといっしょにできると思うので、SNSでも踊っていただければ。歌や振り付けを通じて皆さんにこの曲を覚えていただければと思います」と意気込みを語っていた。
また、楽曲にちなんで夏を先取りしたトロピカルドリンク作りに挑戦した辰巳。華麗な手さばきでドリンクを完成させると「ぜひ皆さんで楽しんでください」と笑顔を見せると、大みそかに行われる『NHK紅白歌合戦』について熱い思いを語った。
辰巳は「昨年はいろいろな思いがありましたが、デビューしてこんなにも悔しい思いをしたことは初めてでした」と出場がかなわなかったときの思いを吐露すると、「でも悔しい思いを抱けるというのはなかなか経験できないこと。今年はファンの方々、スタッフさんと共に、より一層チーム一丸となって、年末の紅白歌合戦に向けて頑張っていきたい。『出たい』ではなく『出るんだ』という気持ちでやっていきます」と宣言していた。
