阿部寛、前代未聞の“上映途中”に舞台あいさつ まさかの“ネタバレ”に「あー、言っちゃった…」
俳優の阿部寛が27日、都内で行われた映画『ショウタイムセブン』(2月7日公開)の公開直前イベント~特別体験型試写会~に、共演の竜星涼、生見愛瑠、メガホンをとった渡辺一貴監督と共に出席した。
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映画『ショウタイムセブン』の試写会に出席
俳優の阿部寛が27日、都内で行われた映画『ショウタイムセブン』(2月7日公開)の公開直前イベント~特別体験型試写会~に、共演の竜星涼、生見愛瑠、メガホンをとった渡辺一貴監督と共に出席した。
原作は、韓国で大ヒットを記録した映画『テロ, ライブ』(キム・ビョンウ監督)。国民的報道番組『ショウタイム7』を降板させられ、抜け殻のように日々を送っていた元人気ニュースキャスター・折本眞之輔(阿部)が、爆破テロ事件の犯人から交渉役に指名され、キャリア復帰を懸けた「独占生中継」を始める姿を描く、リアルタイム型サスペンス・エンターテインメント。竜星は正義感あふれる若きキャスターの安積征哉、生見は事件に巻き込まれる新人アナウンサーの結城千晴を演じる。
イベントでは、本作で起きる事件と連動して試写会中に様々な“ハプニング”演出が行われ、犯人からの要求で上映が中断されると、阿部、竜星、生見の3名が客席後方からサプライズ登場し、観客に“幸せなハプニング”を届けた。
前代未聞の“上映途中”での舞台あいさつとなったが、阿部は、登場扉の裏で会場の様子を心配していたそうで「みなさんのお顔を見て安心しました」と胸をなで下ろしつつ、「(上映中にハプニングが連発して)落ち着いて見られるのかなと。大丈夫でした? (エキストラの)いろんな小芝居が入ってたんでしょ」と投げかけて会場の笑いを誘い、MCから「“小”をつけるのはやめてもらっていいですか?(笑)」と突っ込まれていた。
また、本作の見どころを聞かれた竜星は、安積が折本を糾弾するシーンを挙げ「なかなかないことなので、台本を見た時に『やったぞ! 阿部さんを糾弾できるぞ!』と。すごくやる気が出ましたね」と目を輝かせ、そんな竜星について阿部は「ものすごく生意気でしたね。押しの強さと、ここぞとばかりの芝居。役として先輩を超えてやろうという芝居はすごく勢いがあって、朝から目が覚めるような勢いだったので感謝しています」とにっこり。この日の上映会で、同シーンは舞台あいさつ後に上映される部分だと判明すると、阿部は「あー、言っちゃった……」と茶目っ気たっぷりにコメントして会場を沸かせた。
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