ボーイズバンド・XYが26日、都内の台場 Zepp DiverCityで『XY 1st ONE-MAN TOUR –KALEIDOSCOPE』を開催。ツアーのラストを飾るに相応しい圧巻のパフォーマンス、サプライズ発表で大熱狂のステージとなった。

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　同グループは、X JAPANのYOSHIKIがプロデュースし、世界に勝負を挑む前代未聞のバンド＆ボーイズグループオーディション「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」から誕生。バンドのKYOHEY（Dr）、KAIRI（Gt）、FURUTATSU（Ba）、KARMA（Vo）、GAI（Vo）、ダンス・ボーカルグループのJAY、HAYATO、RAIA、KICE、KANJI、P→★、MITCHY、KOSEIで活動し、昨年10月に新メンバーとして手越祐也が電撃加入したことも大きな話題となった。本公演は手越の出演はなく、13人体制でのステージだった。

　大阪、名古屋公演を経て迎えたツアーファイナル・東京公演は、バンドチームによる『YG』でスタート。KARMAとGAIのツインボーカルでアグレッシブに攻めていき、続く新曲『HOLD ON』でさらにボルテージを上げてみせた。

　ダンス・ボーカルグループは、『Fight song』『Ready to die』で洗練されたパフォーマンスを披露。光とビジョンの演出によって作り出された幻想的なステージの中、暗闇を切り裂くようなダンスが見るものを魅了した。

　13人がステージ上に集結すると、『Spiky Fashion』で会場がひとつに。オーディション時代の課題曲『XY』、デビュー曲の『Crazy Love』など、本編では21曲が披露された。個性派13人による唯一無二のパフォーマンスは、新たな時代を作る決意を感じさせた。

　MCでは、KARMAが「こうやって今日一緒の時間を共有してくれて、XYと出会ってくれてありがとう」と＆Z（エンズィー、ファンの総称）に感謝。「人生上手くいかないことも多いし、歯を食いしばらなければならない時もある。社会って正直クソだと思うような場面も多いけど、オレらにはこの声がある。魂と声が枯れるまで戦い続けたいと思っています」と伝えると、GAIも「オレたちは信念だけは絶対に曲げません。自分なりに生きていきたいと思います」と誓いの言葉を送った。

　サプライズとして、手越を加え14人体制となった新生XYによる『Crazy Love』（XIV Version）を27日から配信することを発表。さらにサプライズは続き、6月に迎えるデビュー2周年を記念したアルバムがリリースされることがアナウンスされ、会場は割れんばかりの大歓声に包まれた。

　ドラムのKYOHEYは、「僕たちがXYでいられるのは、こうして会場に足を運んでくれる＆ZのみんながいてくれるからXYでいれます。これからも、僕たちにとって世界で一番かっこいいファンでいてください」とメッセージを送り、記念すべきツアーを完走した。

〇2025年1月26日／XY『XY 1st ONE-MAN TOUR –KALEIDOSCOPE』台場 Zepp DiverCity・セットリスト
M01　YG
M02　HOLD ON
M03　Fight song
M04　Ready to die
M05　Spiky Fashion
M06　Catastrophe
M07　Dream Park (Long ver.)
M08　FACTS (intro Long ver.)
M09　Baby Don’t Stop
M10　Dance Number（P→★、KOSEI、MITCHY、RAIA）
M11　今夜はso sweet
M12　Cadillac
M13　FASHION KILLAS（P→★、KICE）
M14　VOICE
M15　Lily
M16　XY
M17　TALK
M18　GET STUPID
M19　DIAMONDS (BAND ver.)
M20　CRAVING
M21　Crazy Love
EN1　XY