THE RAMPAGEの吉野北人が26日、都内で行われた2nd写真集「Orange」（幻冬舎）の刊行記念プレス取材会に参加した。

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　本書は昨年5月、イタリアで撮影。ロケ地は吉野本人の希望だったという。「ベネチアにマストで行きたかった」とイタリアを初めて訪れ、「嘘みたいな景色。人生で一度は行けてよかったなと心から思う。人生観が変わるような世界が広がったような感覚。街全体がアートチックで、歴史もあふれている。すべてが夢のような嘘みたいな国、時間でした。すてきだった」と感激したことを振り返った。

　ベネチアのほか、ブラーノ島、ミラノ、北部の小さな街クレモナなど、いくつかの地を訪れ、さまざまな表情を収めている。お気に入りカットを紹介すると「服装もポイント。セーラー服を着ている。『ベニスに死す』という映画のオマージュで、ファンの方も作品を知れるし、作品知っている方も喜んでくれるかなって思った」といい、「シンプルにめちゃくちゃ顔が無邪気。めちゃくちゃ楽しそう（笑）。初めてゴンドラに乗ったのですが、日本では体験できない。夢の国みたいに顔に楽しさが出過ぎちゃっている1枚」とポイントを説明した。

　本作は発売前重版も決定。吉野は「ありがたいことに、たくさんの方に喜んでいただけた。『新しい一面が増えたね』とうれしい言葉をいただけた。コンセプトを持って制作して、一生懸命作った写真集なので、そういう形で喜んでもらえたらうれしいし、幸せ」と語った。

　幻冬舎とTHE RAMPAGEがタッグを組み、昨年7月より毎月1冊、12ヶ月連続でメンバー16人の書籍を発売する大型企画「GL-16～THE RAMPAGE BOOKS～」。吉野の写真集は第7弾となった。