サンドウィッチマン、『映画ドラえもん』に初参加 声優の仕事は「本当に大変」

漫才コンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしが『映画ドラえもん』シリーズにゲスト声優として初参加することが25日に放送されたテレビ朝日系の冠番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(土曜午後6時56分)内にて発表された。

『映画ドラえもん』シリーズに初参加するサンドウィッチマン【写真:(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025】
『映画ドラえもん』シリーズに初参加するサンドウィッチマン【写真:(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025】

伊達はアートリア公国の“王”、富澤は謎の絵画について解説する“評論家”役

 漫才コンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしが『映画ドラえもん』シリーズにゲスト声優として初参加することが25日に放送されたテレビ朝日系の冠番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(土曜午後6時56分)内にて発表された。

『映画ドラえもん』シリーズ45周年記念作品となる『映画ドラえもん のび太の絵(え)世界(せかい)物語(ものがたり)』(3月7日公開)は、絵に描かれた壮大な中世ヨーロッパの世界が舞台の物語。ドラえもんたちが“絵の世界”に飛び込み大冒険を繰り広げる。絵の中で出会った仲間たちとともに、ドラえもんとのび太たちが幻の宝石をめぐり強大な敵に立ち向かう、完全オリジナルストーリー。

 25日放送の『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』ではスペシャルゲストとしてスタジオにドラえもんが登場し、「僕たち、“サンドラウィッチマン”です!」とまさかのトリオ漫才を開始。“おすすめの映画”をテーマにした漫才を繰り広げる中で、実はサンドウィッチマンの2人が本作『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』ゲスト声優を務めていることが、ドラえもんから発表された。

「今回の映画はサンドウィッチマンさんも声優として参加してくれたんだよね、富澤さん!」と振るドラえもんに「ちょっと何言ってるか分からない」と富澤おなじみのギャグで返すひと幕も。伊達は本作の舞台である絵の中の世界・アートリア公国の“王”、富澤はドラえもんとのび太たちのいる現代で発見された謎の絵画について解説する“評論家”を演じる。

『映画ドラえもん』シリーズに始めて参加することについて、伊達は「初めて観た映画が『ドラえもん のび太の恐竜』(1980年)でしたので、ずっと観てきたシリーズに携われるなんて夢かと思いましたし、とてもうれしかったです」と喜びのコメント。

 富澤は「お話をいただいたときは、ドラえもん役がきたのかと驚きました。僕たちの世代で最初に観る映画は『ドラえもん のび太の恐竜』だと思います! 参加できてうれしかったです」と、ドラえもん愛あふれるコメント。

 漫才では様々な役を演じてきた2人となるが、声の演技について、伊達は「自宅で練習してから収録に臨みましたが、“あ”とか“お”とか、台本には書いていない声の演技が想像以上に多く、6時間以上かかってしまいました。また、収録後に一から聞いてみたら、最初と最後で全然違うキャラクターの声になっていたので再度録り直すことになり、同じ声をずっと出し続けることはむずかしいなと思いました。のび太のパパ役の松本保典さんが一生懸命教えてくださったので、助かりましたね。声優のお仕事は過去に少しだけ挑戦させていただきましたが、本当に大変なお仕事。観ている方々に“伊達の声だ”と雑念が入らないよう演じたつもりです。むずかしかったですが、とても楽しかったです」と振り返る。

 一方、富澤は「評論家の役は、短いシーンの中にも感情の起伏があり、演じるのはむずかしかったですが、伊達の収録時間を聞いたら、僕は相当早く終わったのだなと思いました。アフレコは、どうしても絵の動きに合わせることに一生懸命になってしまいましたが、キャラクターの表情に合わせて感情の演じ分けをしなければいけないことを教えてもらい、とても勉強になりました。僕も伊達と同じで、富澤をあまり感じさせたくなかったので少し声色を変えてみました」と、アフレコ当時の難しさと楽しさを振り返りながら、役柄へのこだわりを語った。

次のページへ (2/2) 【写真】伊達みきお、富澤たけしが演じるキャラクターの場面カット
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