Koki,の“本読み”に本木雅弘が驚き「パパスタイルなんだね」 成長ぶりにも感慨「我が子を見るような気持ちで」
モデルで俳優のKoki,が25日、都内で行われた映画『TOUCH/タッチ』の公開記念舞台あいさつに登壇した。共演した本木雅弘から知られざる側面が語られる一幕があった。
本読み時に台本すべて暗記「そういうことか~と」
モデルで俳優のKoki,が25日、都内で行われた映画『TOUCH/タッチ』の公開記念舞台あいさつに登壇した。共演した本木雅弘から知られざる側面が語られる一幕があった。
本木は、劇中で親子関係になったKoki,について「実は、共通の知人がおりまして、その方が主催する親睦会、餅つきとか、夏の何とか、というパーティーの席で実はもう(会っている)。本当に幼少の頃からKoki,さんのことを知っている」と明かし、「そういう意味では、本当に我が子を見るような、まぶしい気持ちで見守っていました」と話した。
次いで「小さい頃からイギリス系の学校に通っていた。ブリティッシュ・イングリッシュは(発音など)バッチリだし、本当に選ばれし役が届いたんだなという感じで見てました」とほほ笑んだ。
本木はまた、撮影初期を振り返って「2022年の10月、11月くらいに最初にロンドン行って、初めての本読みを急に言われて、軽く本読みがあったんですよ」と回顧。「そのときにKoki,さんがセリフを全部すでに暗記していた。それに驚いた。『ああ~パパスタイルなんだね』と思った(笑)。お父様も、本読みのときから完璧に入れているといううわさをよく業界内で聞くので『そういうことか~』と思った」と話し、会場から笑いが漏れる一幕も。
本木との共演についてKoki,は「本当に光栄。ものすごく尊敬する方の演技を間近に見れて、本当に幸せだなと思った。たくさん学ばせて頂きました」と凛とした表情で答えるも、本木がひょっこり「でもね、『パパに電話してる』と言ってましたよ」と暴露。Koki,は白い歯をこぼして笑った。
舞台あいさつには、中村雅俊も出席。同作は、アイスランドで発表されてベストセラーになったオラフ・オラフソン氏の小説『Snerting』(原題)が原作。初期の認知症であることが判明した主人公のクリストファー(エギル・オラフソン)が、人生でやり残したこと……50年前に愛した大切な女性・ミコ(Koki,)が突然姿を消してしまった謎を解き明かすことを決意。2020年コロナの世界的流行で国境が封鎖され始める中、アイスランドを出発し、ロンドン・日本を旅しながら彼女を探す、というストーリーが展開される。第97回アカデミー賞国際長編映画賞のアイスランド代表作としてショートリストに選出されている。